タバコを吸っていますか?
それとも周りに吸っている人がいますか?
タバコが体に良くないことは誰でも知っていますよね。
今回はタバコと「ビタミンC」との関係について書いてみます。
まずビタミンCはどんな働きをしているのでしょうか(^^)
白血球の働きを増強し免疫力を高めたり、抗酸化作用は有害な物質になるもの(フリーラジカル・一酸化炭素など)を無毒化するなどがあります。
美容でも美白、美肌効果ととても重要なビタミンです。
さてこの体にとってなくてはならないビタミンC。
タバコを吸うことによって、吸わない人に比べ体内にある量が少なくなってしまいます。1日1箱で40%減です。
これは吸収率の低下と代謝が早まってしまうことが関係しています。吸収されないのにどんどん使われてしまうんです。
どんなことに使われているのかというと、体の安定を守ってくれているんですね。
図を書いてみました(°_°)
まず有害物質のニコチンが体内に入ると、活性酸素が作られて攻撃しに行きます。
活性酸素は体を守ってくれています。ニコチンから体を守ろうとしてくれていますが量が増えると体にとって害になってしまうんです。老化の原因でもあります。
なので、増えすぎた活性酸素をなんとかせねばいかん!とビタミンCが出番となり、活性酸素と戦うため大量に消費されてしまいます。
と、いうことはイメージは簡単にできると思いますがタバコを吸う人は吸わない人に比べて老化が早まってしまいますね。
理由はこうです。
現代人は摂取する栄養素がとてもバランスが悪く、ビタミン Cなどの必須栄養素はかなり、足りていません。
それなのにタバコを吸ってもともと足りていないものをさらに消費している状態です。
さらにさらに、必須栄養素46種類(ビタミン類アミノ酸ミネラル)の特徴として、全てそろわないと十分に体に働きかけることができない性質があります。
”「ビタミン C」だけサプリで大量に摂っているから心配ない”は摂っていないも同じです。
仮にたくさん栄養素をバランスよく摂っていたとしてもビタミン Cが極端に減ると、体ぜんたいの栄養素はコップの欠けてしまった部分から外に流れ出すように、体の中から無くなってしまいます。
そうすると「だるい」「やる気がでない」「なんとなく不調」といった症状がでてくるんです。
今回はビタミンCをあげましたが、ビタミン Bでもマグネシウムでも何でもそうです。
1つが欠けるとそこから栄養がどんどん外にでて減っていきます。欠けているため貯めることもできません。
他にはタバコは副流煙があります。
こちらの方が厄介であることはご存知だと思います。
なんと直接吸っている人よりもニコチンは2.8倍、タールは3.4倍も有害物質が副流煙には含まれ、横にいた場合、これを吸ってしまっています。
こちらが気をつけていたって吸ってしまうことがありますよね。
自分の身は自分で守るしかありません。
ここで必要なのは「薬」でも「手術」でも「マスク」でもありません。
人間が生きるために必要なものは「栄養」「水」「空気」です。
そして「栄養」は体を作ります。この栄養が隅々まで行き届いている体であって初めて健康と呼べる状態です。
痩せている土(体)でいくら野菜(細胞)を作っても、栄養がたっぷり詰まった野菜(元気な細胞)はできません。
まず、土台の土をしっかりと栄養があふれた状態にしないと、そこから育つものは元気にならないのです。
これは”耕す”ということでも表現できます。
マッサージや針灸などの治療は、土(体)を耕す(治療)ことと表現できます。
いくら栄養がない痩せた土を耕しても元気な野菜(細胞)は出来ない、という事です。
タバコに負けないため、痛みに悩まないため、土台のための栄養が必要です。
あなたは胸を張って「栄養素全て、バランスよく毎日摂れています!」と言えるでしょうか。
治療と回復を加速させるためにも是非食生活、食べ物の内容を見直して見てくださいね。
改善したいけど、どうすればいいか分からない・・・そんな時はのんにご相談ください。
必ずお役に立ちます。
これからは周りに頼っても自分の身は守れません。
一緒に体を強く、元気にしていきましょう!
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