突然ぐきっという衝撃で発症する腰の激痛。 腰を動かす事が出来ず、なんとか歩ける状態や寝たままになってしまう事もあるのではないでしょうか。
・朝、顔を洗おうとして
・荷物を持ち上げようとして
・椅子から立ち上がろうとして
・屈んでいて立とうとした時に・・・
などなど原因はひとそれぞれ様々です。
原因 急性腰痛・腰椎捻挫とも呼ばれるぎっくり腰。 共通しているのは、腰の筋肉が日々蓄積された負担に耐え切れず炎症を起こしてしまうという事です。この腰の負担というのは、仕事やライフワークで長時間同じ姿勢をとっていたり、加齢で椎間板が変形したり、疲れや寒さで筋肉が硬くなってしまっている事も挙げられます。
ぎっくり腰の治療法
まず腰周辺の硬直した筋肉を和らげる事が大切なポイントです。この時ベルトの代わりをしている硬い筋肉を急に解除してしまうと、炎症が治まっていないのに支えるものがなく、余計に負担がかかってしまいます。 ですので徐々に炎症を鎮め、緊張をとる施術が必要です。
直後は温めるよりも安静にします。2日以降は冷やさないように注意し、治療は3〜6回を目安に受けましょう。 また腰のみでなく、お尻や足の方までしっかりと状態を把握し緊張しているポイントを見つけて施術を行います。 針の消炎鎮痛作用が大いに役立ちます。
ぎっくり腰の治療の流れと内容
■カウンセリングシートに記入をお願いします。
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■痛みや疲労の感じ方、体の状態などを詳しくお伺いします。
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■施術は全体を見てバランスを整え、患部(お悩みに関係している場所)を整えるという流れで行っていきます。 手足にも有効なツボがありますので、状態や症状に合わせて組み込みオーダーメイドの施術を行います。針灸のコースであっても、少々の整体時間を設けています。場合によっては目一杯針灸治療で使う事もあります。
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■施術が終わりましたら現在の状態や来院頻度、施術内容などを改めてお伝えしています。
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■最後に月変わりのハーブティーでリラックスしてください。
ぎっくり腰の治療の方針
治療は1度で悩みを0にしてほしいという思いがあると思います。実際私でもそう思います。しかし不調を溜め込んだ期間が長ければ長いほど、同じかそれ以上に回復にかかると言われているのです。 ですから6回をまず目安にコンスタントに施術を行い、体を整えていくと良いでしょう。
段階的に痛みを減らすイメージです。症状や場所によっては1度でほとんど気にならなくなってしまうケースもあります。
ぎっくり腰治療への院長から一言
多くは腰の疲労に耐え切れず、発症してしまいます。日頃からメンテナンスをする事で、再発を防ぎます。「癖になる」というのは癖ではなく、柔軟性を取り戻す治療を完了しないうちに痛みを引き起こした生活習慣に戻るためです。 腰の疲れを感じている方はぎっくり腰になる前にメンテナンスしましょう。
体の表面からのアプローチも大切ですが、内側である内臓の疲れや痛みで興奮してしまっている神経の鎮静・ホルモンのバランスといったものも整える事は非常に重要です。 刺激量は個体差によって異なります。これは体格や体質によるものです。段階的に調節しながら施術しあなたの悩みを改善する体作りを行います。