７０代の女性のお客さまです。

 

 

今まで体の不調を感じたことがないという事でしたが、１週間くらい前から首肩が痛いと感じています。

転んだりぶつけたわけでもなく、痺れはありません。動かすと痛みます。

調べてみると特に右側が痛むことが分かりました。

首と肩の付け根に大きな凝りがあります。

 

 

ご家族に揉んでもらったら、次の日痛くなってしまったと言うことで、針をメインに治療しました(^^)

お子さんや親に揉んでもらう時、加減を聞きながらやるもののつい一生懸命押してしまったり、その時は気持ちいいので、同じ場所をずっと押してもらったりすると揉み返しになる場合もあります。

加減が難しい場合もありますのである程度疲れたと感じたら治療院などにかかることも一つです。

 

 

初めての針ということで少々緊張された面持ちでしたが、

「それでは右肩から始めますね。・・・・今、針が入っています。痛みとか抜きたいとかありますか？」

「あ、もう刺さっているんですか？」

全然痛みがなかったので拍子抜けしてしまったようです(^^)

 

 

その後からはリラックスしていただけたようでいろいろお話ししながら進めました。

ねている姿勢がどうやら横向きで、右下にするということだったのでそちらは控えていただくようにお願いしました。

左右どちらか片方を長い時間下にして寝てしまうと血流が滞ります。

ねている時間はただせさえ体温が低くなりますので、寝返りは大事ですし、どちらか下になってよいのですが、「長い時間」は避けたいのです。

また今回はしっかりとコリがありました。

ご本人は、今まで不調を感じた事がないとおっしゃっていますが、疲れの蓄積が全くなかったというとそうではありません。

生活している以上疲れは出ます。±０にする事は普段なかなか難しく、”少しの疲れ”が長年かけて溜まってしまったのかもしれません。

 

 

経過を見て、平均して５回くらいみてみてくださいとお伝えして終了です。

治療が初めてと言う事で細かく様子を伺いながらの治療でした。

 

 

針は長年蓄積した疲れ、痛みに有効性は高いです。

免疫系を利用するので、翌日や翌々日に楽と感じる方が多いですね。

腱鞘炎などの場所によってはその場で変化を感じていただけます。

 

 

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