治療は、筋肉が　”硬くなる”　”強く緊張する”　ことで痛みを発する・体の動きを制限させてしまう状態を解除するものです。

治している訳ではないのですが、この話はまた別の機会に。

気になりましたら是非カウンセリングにお越しくださいませ。

 

 

さて、改めて筋肉は体にとってとても重要です。

どんな働きがあるでしょうか。

 

 

１：関節を伸ばしたり、曲げたりする

２：体の骨格を支える

 

この辺りは皆さん思いつくかと思います。すばり、この２つは筋肉の重要な働きです。

ではさらにあと３つ、あると言ったらどんなものだと思いますか？

少々難しいかもしれませんね。

 

 

３：体温調節

４：血圧の維持

５：血糖の貯蔵庫

 

 

こちらになります。

３の【体温調節】は、筋肉は人体最大の産熱器官ということです。冬の寒い時期に震えて体を温めようとしたり、そもそもの筋肉量が少なければ、体温が下がります。これは基礎代謝も下がることになります。

 

４【血圧の維持】。食事をして栄養を取り入れると血圧が変動します。筋肉細胞に栄養を取り込む事でエネルギーにしているのですが筋肉が少ないと、栄養を取り込めず血圧のバランスをとる事が出来ません。

 

５【血糖の貯蔵庫】は、筋肉を刺激する事で筋肉細胞に血糖やコレルテロールを取り込んでいます。ということは、動かず座りっぱなしのように筋肉が刺激されなければ血糖が血液の中に残ったままになります。

 

 

筋肉は目に見えて体を支えているだけでなく、内部のさまざまな調整をしてくれているのですね。

特に、太ももは体の中で一番大きな筋肉です。

筋肉を動かすことで調整が取れているということは、先ほども書きましたが座りっぱなしや刺激が少ないと病気などのリスクが上昇します。

 

ここで「ジムに行けばいいの？？」「運動したらいいの？」と慌てることはありません。

もちろん、運動ができれば素晴らしいですし、すでに習慣がある場合には無理なく続けていただけると良いですね。

 

 

大切なのは「運動をする」ではなく、「筋肉を刺激する」ことです。

”階段を使う”　”竹踏みをする”　などのちょっとした刺激で構いません。

ちなみに家事だけでは不十分と言われています。買い物に車を使っていたら自転車や歩きに変えてみるなどオススメです。

 

 

そして２０歳以上の皆様に朗報です。

 

 

【筋肉細胞は、何歳になっても新品にできます】

７０代でも、８０代でもです。

 

脳細胞は死滅していくのみですし、再生が不可能とされている組織もありますが、筋肉細胞は刺激を入れてあげることで新しくすることが出来ます。

そして刺激すると、筋肉細胞の中にいるミトコンドリアが増えるのです。ミトコンドリアは栄養をエネルギーにしてくれます。

ということは　エネルギー不足の”疲れが取れない”　”やる気が出ない”　”風邪をひきやすい”　という「なんとなく不調」が改善できるということです。

（筋肉を刺激しながら栄養をたっぷり取り入れてあげると言うことなしです！）

 

 

「車を自転車に」「家でストレッチを」「ウォーキングを始めた」場合、１日や２日おきにしましょう。筋肉を休める時間が必要です。

刺激しっぱなしでは疲れてしまいます。

またミトコンドリアは２週間経過すると増えると言われています。

ですから、まず２週間。やってみましょう。

 

 

２週間ならやれる！

今すぐやりたい！と毎日トライするなど無茶はなさらないでくださいね。

 

 

年齢が上がってくると、筋肉量は落ちていきます。

ですからこれ以上落ちないように、刺激して維持・貯金しましょう。

そしてエネルギーにしやすい体に。すると自然と血圧、血糖などの調整も行ってくれるでしょう。

糖尿病の患者さんにお医者さんが「歩いてください」「運動してください」というのはこのためです。

 

 

 

体内環境のために、自分の足で動けるために、是非筋肉の刺激を行ってみてくださいね。

マッサージなどの人にやってもらうこともできますが、一番は自分で動かすことです。

 

 

 

動かしたいけれど、体が硬い・痛みを感じているという場合には

当店がお手伝いします。

痛み・凝りを解除しながら刺激を行える状態にしていきましょう。

 

 

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