２０代の女性のお客さまです。

 

 

数年前から肩こりを少し感じていましたが、ここ1年くらいは吐き気や頭痛につながり凝り感も強く感じるようになりました。

 

 

変化があるとなると、仕事が変わってこれまでは体を動かしていましたが今はデスクになり座りっぱなしになっている状態です。

さらにずっとパソコンを見続けているため目の疲れもあります。

 

 

体のケアについてはほとんど行ってきておらず、たまにマッサージを受けていたくらいです。

受けている最中は気持ちよいのですが、施術した翌日には戻ってしまいます。

周囲から針がよいと聞いて、今回お越しくださいました。

 

 

外傷やしびれなどの神経、動きの制限などは見当たらず、強い筋肉の緊張が確認できました。

ご本人は一番肩こりを感じていらっしゃいますが、背中や首周りもとても緊張しています。

今回の肩こり、吐き気、頭痛には目の疲れも関係していると考えられます。

目の疲れは首周りの緊張にとてもよく反映されます。

肩こりも近くにあるのでお互いに作用したり、緊張を解除するのにスムーズに行われていない可能性があります。すると　”凝り”　と　”ストレス”　を感じ続けているので自然にリラックスするのは難しいでしょう。

 

筋肉は入り組み繋がっているので、肩こりや首の張りから頭痛の状態は良くあります。筋肉の緊張を解除していくとだんだんと回数や状態の強さが落ち着いていきます。

 

 

お薬は大変便利ですが、薬を使うと体の機能は抑制されていきます。

そして根本の解決にはなりません。

「痛くなりそう」になったら薬を飲む、しょっちゅう起こる頭痛ですぐ薬を飲む。これはお勧めできません。

できるだけ減らせるように治療を合わせて受けてみてください。

 

 

体は　”環境に慣れます”　天気や状況に合わせないと生きていけないからです。

そして偏った環境が長く続くと　”今が標準”　思ってしまいます。こうなるとご本人の意思でマッサージをしたり温めたりしても、体が本能的に　”緊張が強い状態にしなくては”　となりなかなか改善しなくなります。そして自分で自分のマッサージには届く限界がありますし、疲れます。

これを放っておいたり、少しケアした程度で我慢していると治療師が必要になってしまうのです。

 

 

今回は針灸と整体での施術です。

大きな凝りがありましたが、まだガチガチまでは行っていないので、初めに集中して柔軟性をだしていけば改善は早いと感じます。

仕事の環境はなかなか変えられませんが、体をよい状態に持って行き、キープさせることは可能です。

そして早いうちからのケア（よい状態にし、キープする）は年齢を重ねていく下準備として是非習慣にしていただきたい事項です。

早めにメンテナンスをする習慣をつければ月に１度などの少ない回数で済みます。

そして習慣付けていると、不意に体を酷使したり、痛みやしびれを感じてもすぐに対応することができます。

 

 

のんでは「痛い」「熱い」を我慢させることはありません。

加減を伺いながら調整を行いました。施術が終わって「体が温かい」「軽い感じがする」と教えてくださいました。

 

少し良くなったと感じたら、一番油断してはいけないのが今です。

少し良くなったからもういいかなと期間をあけたり、治療を止めてしまうとすぐ戻ったり、しばらくしてまた痛くなったりとズルズルと引きずることになりますので、「もう大丈夫」がある程度続くまではしっかりと調整を受けましょう。

 

 

凝りが深い、強い、長い場合は針が大変有効です。

針のヒビキというものがありますが、痛みを感じることはまずありません。

 

 

マッサージを受けてきたが変化を感じない

根本的に改善したい

針に興味がある

 

 

 

そんな風に感じているあなたは今すぐご相談ください。

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