30代の女性のお客さまです。
ご本人は痛みやコリで悩んでいるという訳ではないのですが、体が硬いと感じたり、コリ感を感じていて周囲の勧めもあり針灸と整体でメンテナンスをしようとお越しくださいました。
詳しくうかがってみると、ヨガや会社のラジオ体操時に肩を回すとポキポキ音がするとのこと。
実際に分かりやすい程度にポキポキと左右から音がしていました。
ご本人はこの時に痛みはなく、硬さを感じると教えてくださいました。
凝り固まっていて動かすとポキポキ音がなってしまうことがあります。
肩や首が多いですが腰や足など関節で多く見られます
はっきりしたメカニズムは解明されていませんが、関節腔での気泡が弾ける音などとされています。
よく首を鳴らしてはいけないといいますが、極端に1日に何十回と鳴らし続けると骨棘などの変形につながる、負担が掛かることが挙げられるためです。
1日数回程度であれば気にしすぎる必要はありませんが、それでも通常は ”鳴らす仕草” も ”音” も出てこないものですので、ない方がよいのです。
そしてどうして気泡が弾けるようになるのか・・・というと、やはり周囲の筋肉が固く緊張してしまっているため体の柔軟性(関節や筋肉間など)が失われているので循環が滞ったために気泡を鳴らすような状態がおこったり、体が少しずつ歪み始めたりして、違和感を修正しようと ”関節を鳴らす” 仕草が発生するのではないかと考えます。
今回は針灸と整体での施術です。
肩をメインにして関節や背中、首などの周囲を緩めながら整える施術を行いました。
深い部分のインナーマッスルと呼ばれる筋肉がとても緊張していることが伺え、針でしっかりと調整しました。
後半は整体でリラックスしていただくことも兼ねて施術します。
終わって動かしてもらうと、ほとんど音がなくなっていました。
とっても小さくなっているかな?という程度まで変化しています。
あと1、2回も調整すれば音は出なくなるでしょう。
音が出ない=コリが完全に解消された わけではないので、音が出なくなったとしても周囲の筋肉の状態を見て定期的なメンテナンスを行っていくとよりベストです。
どうして定期的なメンテナンスが必要かというと、人は生きているだけで疲労がたまるからです。
ですので、1度よくなったからもう音が鳴らない。わけではありません。
疲労が溜まりすぎる前に、気持ち良く整えていく方が、痛みを感じて、治るのはまだかまだかと治療を受けるのとどちらが負担も時間の消費も少ないかということです。
疲労がたまることは悪いことではありません。
生きているものも、使用している無機物も、生きている使っていれば消耗します。
でないと永遠に元気である、生き続けるのと同じです。しかしそうではないはずです。
だから遠慮なく自分を労わりにいらしてください。
悪いことではありません。
むしろ必要なことです。
最後まで自分の体でいたいあなたをのんは応援してお手伝いします(^^)
なんでもご相談くださいね。
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