腰の痛みにお悩みの４０代女性のお客さまです。
症状：腰の痛み。歩く事は出来るが座る姿勢が辛い
昨日、お風呂上がりで体にクリームを塗った後から腰に違和感を感じ、徐々に辛くなっています。
今現在も座る姿勢や、起き上がる動作が辛い状態です。
明確な原因は思い当たらず、気づいたらジワジワと痛くなり体の様々な動作が辛くなっています。
お話を伺っていると、これまでにも３回ぎっくり腰を経験されていて、腰の疲れや弱さは自覚していらっしゃいます。
またメンテナンスについては、マッサージやストレッチ系のお店で、疲れたと感じてからケアをするということで、最近のメンテナンスはできていらっしゃらないと言うことから、疲労の蓄積が今回のタイミングで限界になり痛めてしまったと考えられます。
お仕事では重いものを持つなど腰に負担がかかる、肉体疲労が蓄積しやすい環境です。
痺れや怪我はありません。
今回、針灸と整体での施術です。
針治療は初トライとなります。看板を見かけ興味関心を持ってくださいました。
まず横向きの姿勢で腰を中心に背中やお尻といった周囲の強い緊張を解除するように調整します。
初めての針治療で怖さや緊張よりも衛生面や神経を傷つけないかが気になると教えてくださいました。
治療室内の衛生面はもちろん、使用する針は日本製で、使い捨てです。消毒も徹底しておりますのでご安心ください。
針灸の針は注射針と違ってさらに細くなっています。
ですから神経や血管を傷つけることは難しいのです。
しかし末端の細く繊細な毛細血管などは場合により傷がつき出血する可能性はあります。”出血のリスクは０です”とは言えません。
ですから針灸師は丁寧かつ繊細に針治療を行っています。
また糖尿病など血管が脆くなっている場合にも注意が必要です。カウンセリングにて確認しています。
前半に針灸で、後半に整体マッサージで過緊張の解除、バランスを整える施術を行います。
当店で針デビューされる方は多く、現在多くの方が興味関心を持ってお越しくださっています。
始めて針治療をするときは特にこまめに様子や状態を確認しています。
我慢させるような施術は針灸でも整体マッサージでも行っておりません。
気持ち良い、または痛気持ちよい加減でリラックスしていただきながら調整を行っています。
始めに左側を、後半は右側も調整しましたが、途中の姿勢変更の際「動けます」と驚いていらっしゃいました。
施術が終わった後は来店時に出来なかった”腰掛ける”ことが可能になりました。
徐々に動きやすさ、痛みの軽減が現れていますがまだまだ注意と用心が必要です。
この後は出来るだけ安静とまず２回ほどはコンスタントに調整してしまうことをオススメします。
これまでの生活での疲労蓄積の結果の現状ですので、すぐに同じような生活習慣になると元に戻る（＝痛くなる）が早くなってしまうので、口すっぱく安静をお伝えさせていただきました。
私も数年前に経験しましたが、本当に辛いものです…。
自宅でのケア方法についてですが、痛みを感じて数日は炎症が起こっている状態と考えられますので、温める必要はありません。５日ほど経過しましたら、今度は冷やさないように温かい格好やホッカイロなどを使用されると良いでしょう。
炎症が起こっているところを温めるのは、火事を大きくしてしまうことですからケア方法を間違えてはいけません。
過去にぎっくり腰や、腰痛がある場合疲労がたまりやすくなっていると考えられますので、まず体を鍛えられるようメンテナンスを行いましょう。
いきなりトレーニングを始めてしまうと、逆に体を痛める場合がありますので、状態を確認しながら合った方法で体を作りましょう。
慢性的な腰痛や年に１度などぎっくり腰を繰り返してしまうあなたは今すぐご相談ください。
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