埼玉・蓮田の鍼灸整体院のん‐温‐

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便秘について改めて考える【コラム】

女性も男性も悩みとして少なくないのが ”便秘” です。

 

 

 

便がスムーズに排出されず、長い時間体内にとどまっている状態です。

肌が荒れたり、お腹が痛くなったりと良いことは何もありません。

ではどうしたら良いのか?

気になりますよね。

 

 

その前に ”大便” について少し紹介します。

内容や現状をしると、なんとなくではなくしっかりと食生活や生活リズムを整えようと思うはずです。

 

 

 

まず、 ”大便” の内訳を見ていきます。

食べ物のカスはどのくらいの割合だと思いますか?

 

 

割合の多いものからいきましょう。

 

まず、全体の60%を占めているもの。それは「水分」です。

半分以上を占めています。ですから水分を取ることはとても重要なのですね。

もちろん、コーヒーや緑茶、ジュースはここでいう水分には分類されません。

常温の水や純粋な炭酸水、白湯、麦茶などです。

トイレに行く回数が増えるからなどの理由で取らない方もいらっしゃいますが、水分が少ないために便が排出できない。とはどういうことか。

とても恐ろしいことですので、ぜひ読み進めてください。

 

 

さて次に多く20%を占めているもの、それは腸壁など細胞の死骸です。

内臓も生きています。細胞は常に生まれ変わっていますので、その死骸も一緒に体から排出するため便に含まれるのです。

 

 

その次が15%を占める、細菌の死骸です。

腸には細菌が棲んでいます。この細菌は栄養やストレスなどの状況で善玉、悪玉の比率が変化します。

規則正しい生活、食事をしていないと常に腸の中の菌の割合に波があるようになり、その度に死骸が発生します。

また細菌にも食事(えさ)が必要です。生きています。ですから死骸も発生するのです。

 

 

ここまで来て、まだ食べ物のカスが出ていません。

100%とすると、残り5%です。

 

 

 

そうです。食べ物のカスは便の全体において5%でしかありません。

もちろん食べ物の内容も大切ですが、それはほとんど水分と食物繊維がポイントであるだけで、他は腸に関係する内容なのです。

なら食べ物はなんでもいいかと思いがちですが、もちろん偏ってしまえば消化に時間がかかり腸に負担をかけますし、実際に戦前の日本人が1日400gの便だったことに対して現代人は200gと半分、またはそれ以下です。

やはり食事の欧米化という部分は無視できません。

食物繊維も取る量が減っています。

 

 

 

よく便秘の話になると ”日本人と欧米人の腸の長さの違い” があがりますが、最新の3DーCTによると4センチしか違いません。

そもそもの便の量の違いは食事内容の違いという事です。

 

 

そして水分の次に多かった、細胞や細菌の死骸が含まれている便を長時間自身のお腹に溜め込んでおくというのは、ぞっとしません。

 

 

だからと言って無理矢理にお薬などで出そうとするのも体にストレスがかかりますし、安直に水分をたくさん摂れば良いのかといってお腹を壊しても困ってしまいます。

 

 

のんは、東洋医学(治療)からも、食事からもサポートを得意としています。

慌てずにまずは一度ご相談ください。

 

 

 

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