５０代の女性のお客さまです。

 

 

慢性的な頭痛があり、首肩も重い感じがあるとお越しくださいました。

 

 

調べてみると、肩こりもそうですが首筋がガチガチです。

お仕事ではデスクやパソコンをよく使っていると教えてくださいました。

 

 

首筋がガチガチになっているのは胸鎖乳突筋と呼ばれる筋肉で振り向く、頷くなど首の動きにとても関係しています。

多くは俯きっぱなしで作業をしているので、胸鎖乳突筋が過緊張を起こしたり強いストレスを受けてしまいます。

するとさらに周囲の筋肉がストレスを感じて凝り始めます。

首は頭のすぐ下にあります。ストレスを感じている筋肉が頭蓋骨に付着していますので頭の筋肉にも作用してしまうのです。

頭の筋肉が過緊張してしまうと、柔軟性がなくなり頭を締め付けるような状態になります。

 

頭痛はいくつか種類がありますが、後頭部が重い、頭全体がにぶくスッキリしないなどの頭痛はこう言った周囲の凝りから発生するものが多くあります。

 

 

今回は針灸と整体での施術です。

整体などで表面から押すだけでもよいのですが数年単位の慢性的なものである場合はオススメは針治療です。

首周りは細かい筋肉が幾つも重なっています。

体の他の部位と比べて、骨も筋肉も細いので押し続けていては逆に負担になることもあります。

ですので針でしっかりと深い部分を刺激して緩ませ、整体でリラックスしながら調整を行うことがベストです。

 

 

今回首周りを集中して行いましたが、肩周りや頭皮マッサージなども加えて、関係する筋肉を調整しました。

 

お薬は基本的に飲みたくないとのことでしたが、どうしても辛くなると飲んでしまうと教えてくださいました。

お薬は一時的には良いのですが、何度も飲んでいると体が慣れてきてより多くの量を飲まないといけなくなったり、根本的には改善しないので、いつまでも飲み続ける・頭痛を感じる状態になってしまいます。

 

 

また「飲みたくない」と思って飲んでいると体への影響もよいものであるとは言えません。

 

 

痛みで困り瞬間的にお薬の力を頼るのはよいと思いますが、合わせてしっかりと根本的な改善を行うようにしましょう。

 

 

首凝り、肩こり、頭痛。

もし我慢していたら遠慮なくご相談くださいね。

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