60代の男性のお客さまです。
数日前に腰が痛くなり、動き出す時が辛いとお越しくださいました。
お仕事が建築関係で体をとても使います。
メンテナンスらしいことはほとんどしてこなかったということで疲労がとても蓄積している事が伺えました。
前屈で痛みを感じます。
体を動かす時に痛みを感じたり、痺れなどは出ていない、寝ている時は痛みを感じないなどを考えると、疲労の蓄積による筋肉細胞の損傷が考えられます。
しかし年齢的なものとして椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症なども考えられますので経過を見ながら、場合によっては一度病院で調べてみることをお勧めします。
腰椎ヘルニアの可能性。
腰椎ヘルニアとは背骨の骨と骨の間にあるクッション材(あんこのおまんじゅうのようなもの)が加齢や疲労の蓄積で痛み、中のあんこが出てしまっている状態のことを言います。
どれだけあんこが飛び出してしまっているかによりますが、場合によっては手術なども選択の一つです。
そこまで飛び出していなければ周囲のストレスを取りつつ自己治癒を引き出して様子を見ることも可能です。
まずは周囲の筋肉を調整するケアを行えますので調整、湿布、腰痛ベルトなどを合わせていただき、様子を見ていくことにしました。
整体での施術です。
腰やお尻が凝り固まっているのでリラックスしていただけるように調整しました。
何十年と体のメンテナンスをされていないので、オススメは針治療です。
深い筋肉にしっかりと届き、小さな傷をつける事で確実に自己回復力を活性化させます。
これは表面から押すだけよりも効果的です。
変化は症状や体質によりますが、より根本的な改善には針をオススメします。
しかし無理にお勧めする事はありませんのでご安心ください。
針希望のお客様が増えてきたとはいえ、まだまだ「怖い」「痛そう」といったイメージをお持ちの方が多いので、そういったマイナスイメージがあるまま無理やり針治療を行っても十分な効果を期待できません。
いずれトライしていただけると良いと思います。
多くの方が初めて受けてみて「あ、こんなものなんですか」「全然痛くないですね」と感想をくださいますが、イメージを体験は別ですので、無理やりは行いません。
のんは「痛い」を我慢する治療は行っておりません。
針も様子を伺いながら施術しますので、ぜひ体験してみたいけれど・・・と悩んでいる場合には遠慮なくご相談くださいね。
施術が終わって少しスッキリしたという風に感想をいただきました。
仕事が休めないとの事ですので、ベルトをしっかり巻き、休みの日は大人しくするようお伝えして終了です。
大人しくする。というのはとても地味ですが一番体にとって休めて、回復に努められる時間です。
ベルトをしているから大丈夫。
治療にいっているから大丈夫。
ではなく、治療と治療に費やした時間を無駄にしないためにも、はじめはできるだけ安静に、体を休めてください。
これは腰痛だけでなく、体のどこの疲労を取っても同じ事ですので、ぜひ休んであげてくださいね。
腰痛や全身疲労を感じている場合には今すぐご相談ください。
ご予約・問い合わせ 070-6564-1467 (当日受付9:00-20:00)