筋肉は骨の上下、左右、前後、様々に付着し、私たちの思い通りに身体を動かしてくれます。
身体の不調でまず最初に感じるのが筋肉の疲労である、凝りや緊張が多いと言われています。
筋肉はいつ休んでいるのでしょうか。
どうして凝るのでしょうか。
まず、立っているだけでも筋肉は緊張しています。
そうでなければ骨を支えることが出来ないからです。
そしてさらに電気信号で筋肉を動かすと歩いたり物を取ったり様々な動作が行えるのです。
例えば肘を曲げた時。
ガッツポーズを取るように身体に引き寄せたとします。
この時、ポパイの力こぶは力が入っていると誰でも感じると思います。
そうなると、腕の反対側はどうでしょうか。
伸びなければいけません。
そうでないと、肘を曲げられないのです。
ただし、ここで一つ重要な事実があります。
収縮される側の反対側は、伸びないといけません。
しかし、ただでろ〜んと伸びている訳ではないのです。
少しだけ、力が入っています。
そうしないと、肘を曲げた時に、スピードがついて、「スパン!」と肘が曲がってしまうからです。
ゆっくり曲げることができるのは、伸ばす側にも力が入っていて、加減をしているからなのです。
ということは、身体はほとんど常に緊張しています。
起きている間は特にです。
寝ていても身体は寝返りを打ちます。ということは少なからず緊張しており、動かしている訳です。
では、一番力が抜けているのは?
他人に動かされた時です。
あなたは寝ており、脱力して布団に身体を任せています。
そこへ兄弟がやってきて、あなたの腕を持ち、肘を曲げさせます。
この時、あなたは自分で肘を曲げようとしていないので、筋肉に力は入りません。
他人に動かされているのです。
こうしてみていると、身体はほとんどの場合少なからず力が入っているということです。
そして年を重ねれば、体を酷使すれば、筋肉はどんどん硬くなっていき、柔軟性を失います。
では柔軟性を保つにはどうしたらよいのでしょうか。
自分で運動する。ストレッチを行う。栄養のバランスのよい食事を取る。
これらはとても良いことです。オススメします。
それと合わせて、外から刺激を入れる方法があります。
これはマッサージであったり、針であったりするのです。自分ではできません。できたとしても限界があります。
どうしてか「自分の体はいつまでも大丈夫。頑丈。柔軟性に富んでいる」と思いがちです。
しかし永遠はありません。
どんな物でも、使えば手入れをした方が長く持つのです。
針やマッサージは運動やストレッチと同じだと思っています。
あなたの身体のコンディションを整えるただの方法です。
人の手がいるから。
お金がかかるから。
自分なんかが。
針やマッサージをしないでいると、体の痛みを感じ病院へ行き、もしかしたら定期的に薬を飲むかもしれません。
自分でメンテナンスする時間やタイミングがなく、痛みに気をとられて仕事の効率が下がり、周囲にイライラを撒き散らしてしまうかもしません。
あなたの身体はあなたにとっても、周りにとっても大切なものです。
体のメンテナンスをすることは贅沢でも特別でもなんでもありません。
あなたが生き生きを毎日を送れるように。
好きなことを楽しめるように。
仕事に全力で向き合えるように。
体を労わってあげてください。
毎日がんばっている体を休ませて、心も一緒に休憩しましょう。
のんはいつでも全力でお手伝い致します。
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