40代の男性のお客さまです。
2週間前くらいから腰の違和感を感じていましたが、だましだまし過ごしていました。
お尻のすぐ上、仙骨の周囲に重いような、鈍い痛みのようなものを感じます。
痺れなどはなく、前屈など動かすこともできます。
このときに痛みを感じすのは後ろに反る動作です。
違和感を感じたキッカケは特に無いということでしたがお仕事柄、下手をすると数時間座りっぱなしであるとのことです。プラスして体の冷えも原因に考えられます。
体を動かさなければ血流は滞りがちになります。
冬場は日中であっても体は冷える傾向にあり、動かなければ余計に冷えやすいのです。
すると筋肉も硬くなります。
筋肉が常に硬くなっているような状態だと、日常の動作で細胞を傷つけてしまうのです。
それこそクシャミや物を持ったときなどですね。
のびのびと動けないので姿勢も悪くなります。
体を動かそうとすると硬かったり、痛みを感じる、または痛くなりそうということで、動かすこと・ストレッチを行うことを避けるようになってしまうと・・・さらに体が硬くなる・姿勢が悪くなるなどの悪化に繋がりますので、痛みを感じるのはもちろん、体が硬いと感じたら早くにメンテナンスを受ける必要が有ります。
今回は針灸と整体での施術です。
座っている時間が長いとおっしゃっていた通りと言いますか、腰がかなり平らになっています。
本当はS字になっていて、カーブを描いているはずの部分にカーブがありません。
すると、歩きや動きの衝撃を直に腰と腰周りの筋肉で受け止めなくてはならないのですぐに疲労が蓄積します。
本来の骨の構造であれば、衝撃を足から逃がすことができるのですが、長年の同一姿勢による骨格の変化が起こってしまうと、なかなか元に戻すことは難しくなります。
だからといって全く何もできないのか、というわけではないので安心してください。
さて、かなり緊張が強い腰やお尻などを針を使って緩め、その周囲も整体を使って調整していきます。
今回はプチぎっくりのような状態で、足腰の緊張を解除することが重要です。
また体格によって筋肉量も違ってくるので、しっかりと緩めることが必要になります。
今回終了して軽くなったと教えてくださいましたが、あと3回程度は小まめに調整が必要とお伝えして終了しました。
また寒い時期は体を冷やさないようにすることも、改めてお伝えしました。
疲労や違和感、痛みを我慢したり、はぐらかして体を使用していると、筋肉の次は骨格に影響が出てきます。
そうなると骨のズレは筋肉よりもやっかいですので、早めにメンテナンスを受けられることをお勧めします。
自分の体はどうなっているのか?気になりましたら今すぐご相談ください。
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