春になって会話の流れで「花粉症ですか？」と聞くと「はい」と返ってくるのは２人に１人ではないかとここ数年、お客さまや友人知人と話していて感じます。

なんと日本全体で４人に１人が花粉症であるとか。

 

 

症状や度合いは人によって様々ですが、本当に辛そうにしている友人がいました。

春になると常に鼻をかみ続け、それが辛くなって薬を飲みますが強いものじゃないと効かない。

しかし強い薬なので、飲むとかなり眠くなり、頭がぼんやりしてしまう。

すると仕事に集中できない、体がだるくて辛いといつも言っていました。

鼻だけでなく目も痒いと。本当に見ていて何かできないかと考えてしまう状況でした。

 

 

そんな中でいろいろな人と話していると「以前、花粉症の治療で針をした事がある」と教えてくれる方がちらほらいます。

しかしお話しながらも、鼻が詰まっているので鼻声だったり、目が充血していたりして改善されているのか？というと正直に申し上げまして現時点で辛そうである事が見て取れます。

 

 

針治療は「花粉症対策」に有効です。

しかし残念ながら対症療法に限りなく近いものです。

地道に治療をする必要がありますし、顔に針をすることもあります。

 

 

「そんなに通いつめる時間がない」

「お顔に針はこわい・・・」

 

 

そんな声も聞いて「もっと続けやすく改善できる方法はないのか」と治療法を探していました。

そこでのんでは、栄養を取り入れながら顔の治療（針やマッサージ）を行うと改善率がぐっと上がり、しかも継続しやすいという方法を見つけ、取り入れる事にしました！

 

 

どうして栄養を取り入れるのか。

それは花粉症になるメカニズムに関係しています。

「花粉症は腸内環境が重要」と聞いた事があるかもしれません。

 

 

花粉症になってしまうメカニズムは、腸内の免疫システムが十分に機能しないため、本当は体に害のない花粉などを「これだけ体に入ってくるなんて有害だ」と誤った判断をして攻撃してしまうのです。攻撃方法が「くしゃみ」「涙」「鼻水」などです。

この攻撃している状態をアレルギー反応と言います。

 

 

少しなら体も耐えられますが、花粉が大量に飛ぶ季節は常に戦って攻撃している状態です。

そうなると体も精神的にも疲れて、酷ければ毎日の生活に支障をきたしてしまいますね。

そうならないように「薬」や「注射」がありますが、一時的なものでしかありません。

そして切れればあっという間にまた戦いが始まってしまうので、ビクビクしないといけないわけです。

 

 

ちなみに花粉の量も問題があると言えます。

戦後の復興に向けて木を植えましたが木材に使われる事なく放置されているもの。

今の住宅街って家と家が本当に近いですよね。そういった空気が流れない場所が多くあり、花粉が留まってしまう環境。

アスファルトが増え、花粉が土に吸収されない。

などなど様々な環境があり花粉が身の回りから無くならないのです。

加えて「除菌」「殺菌」のしすぎによる耐性の低下なども挙げられます。

家で飼われている動物もアレルギーになっていますよね。もちろん、これが全て！とは言いませんがこういった環境の問題も考えられます。

 

 

さて、対処方法ですが

「腸内環境を良くして免疫力を高めればいいのですね？」という事になります。

その通りです。

自分の体で起こっていることですから、体を整えてあげればある程度対応できるのです。

 

 

かなりあっさり言ってしまうと発酵食品や乳酸菌飲料を取れば腸内の環境は整いやすいでしょう。

これでめでたく問題解決では？と思うかもしれませんが整ったのは”腸内環境だけ”です。

 

 

排泄し続けた（戦い続けた）「鼻」や「喉」「目」は機能をフル回転させています。

こちらも疲弊しているんです。

また薬は炎症などを”抑える”もので、根本的な解決にはなりません。

副作用の心配もありますし、持って半日や１日。これでは薬はいやだなと思いながらも毎日のように飲み続けなくてはいけません。

様々な薬の”抑える”効果は、使い続けていると「身体全体の機能が抑制」されている状態になってしまいます。

外から何とかしてくる物が入ってくるので、体が自分で頑張らなくてよいと思ってしまうんです。

そうなると整体や針灸の治療を行った時に、活性化したくても抑えられているので起こすのに時間がかかるのです。

ということは、がんばって働いている「鼻」「目」「喉」は薬では回復することはありませんし、逆に機能を抑えられてしまうことがあります。

 

 

じゃあどうすれば？

 

一度まとめますと理想は

「腸内を整えて免疫力を上げる」ことと「身体の回復」です。

 

 

この両方を一度に行える方法があります。と言ったら驚きますか？

 

 

 

しかしこの方法で何人もの方が笑顔になっています(^^)

「本当にあの時は辛かったわね」と今ではマスクも充血もくしゃみもなく笑顔でお話ししてくれるのです。

 

 

方法は肩こりや首こりを調整すること。

中からしっかりと栄養を補給し、細胞一つ一つを活性化し免疫力を上げること。

この２つです。

 

 

今まで花粉症対策をしてきて、あまり変化を感じない

普段からできることがあれば、始めたい

そういった方に向いています。

 

 

体は１日、１週間でポンと変化はできません。

数ヶ月のスパンで”今までの元気の少ない細胞から活力ある細胞に入れ替える”イメージを持って、楽しみにしながらトライしましょう！

 

 

ぜひ一度ご相談くださいね！

 

 

 

ちなみに、最近は滅多にありませんが私も風の引き始めに薬を飲んだりして薬にお世話になります。

薬がダメ！というつもりは全く無く、状態に合わせてうまく使うとよいと思います！

 

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