肩甲骨って入ってるし、なんとなく肩によさそう・・・。
そうなんです。肩凝り、肩の疲れ、五十肩などに効果があります。
そのほかにも!
バストアップ、首凝り、猫背(姿勢)、背中の凝りなど
肩甲骨が動かないだけで影響を受ける場所がたくさんあります。
そもそも肩甲骨ってどんな働きが!?
背中にくっついている肩甲骨。
この骨の働きを皆さんご存知でしょうか。
ただ背中にくっついているわけではありません。
人は腕を上下に180度動かすことができます。
この時に、肩甲骨を動かさないで腕を上げていくとだいたい90度くらいしか上がりません。その先の動きには肩甲骨が関わっていたのです!
と、いうことは、肩甲骨が動いてくれないと腕がスムーズに動かないのですね。
高いところにあるものが取りづらい、ヨガのポーズで腕が上がらないなどなど。
人体としては硬い部分があると、周りの循環に影響がでます。動かさないでいると余計硬くなっていきますのでよろしくないんです。
デスクワークなどの腕を前に出して文字を書いたりパソコンをいじる姿勢が長い場合、
肩甲骨がスライドしたままで固まってしまいます。
そうなると猫背になってしまいますよね。
肩甲骨が元の背中の内側に戻っていかないと、背筋を伸ばした姿勢になれないからです。
胸が圧迫されますから呼吸が浅くなったり、胸周りにも血液や栄養が循環しませんので成長に支障がでます。
また肩周りは体の中でも大きい筋肉がいくつも重なって存在しています。
僧帽筋や三角筋、前の方では大胸筋などです。
肩甲骨の動きが悪く、血流が滞り出すと周囲の筋肉は硬くなります。もちろん大きい筋肉であるほど硬くなりやすく、解除するまでに時間や回数がかかることがあります。
また硬くなったり、血流が滞った筋肉は冷たくなり、体の冷えを促進させてしまうことにもなるんです。温めようにも、柔軟性をだし血流・循環の改善をしなくてはいけないのでやはり時間や回数がかかります。
こういったことから、肩甲骨の柔軟性は大切なのですね。
肩甲骨には何種類もの筋肉がついていて固定していたり、腕や背中の骨とつなげています。
まず「肩甲下筋」という読んで字のごとく、肩甲骨の裏(下)についている筋肉です。
この筋肉のおかげて肩甲骨が浮き出てしまうことなく体に固定されています。
ちなみに、この肩甲下筋がなんらかの症状で標準以上に緩んでしまい、肩甲骨が浮き出た状態を「翼状肩甲」といいます。
また開いてしまった肩甲骨を背中の中央に引き寄せる大小の「菱形筋」も重要です。
背骨のキワや背中が凝っていると感じる時はこの筋肉が凝り固まっている場合がほとんどです。
多くの人が肩甲下筋を硬くさせてしまっています。
これは現代の ”腕を前に出した姿勢が長時間” ”腕を動かす(運動する)時間が圧倒的に少ない” といったことが挙げられます。
こういった硬く凝っている状態を解除するために行うのが「肩甲骨はがし」です!
整体や針などで筋肉を緩め、横向きでずばり背中から肩甲骨をひっぺがすように
ストレッチをかけます。
肩甲骨周りが柔らかいと、隙間に指を入れることができます。
そこで初めてはがせるのですが、背中が凝り固まっていると”指を入れられるようにするまで”がまず困難です。
凝りを我慢していたり、気づかないうちに硬くしてしまいガチガチになってから痛みやだるさを感じることが多いのです。
こういった場合は針を含めて緩めながら循環を良くして柔軟性を出していきます。
そうやって背中と合わせて肩甲骨を緩めていくことで姿勢のアンバランスを食い止め、痛みや凝りを流すことができます。
背中がこっている気がする、前かがみの姿勢が気になる
自分は肩甲骨は硬いのかな?など気になりましたらご相談くださいね。
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