埼玉・蓮田の鍼灸整体院のん‐温‐

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首から背中の真ん中くらいまでが凝っていて痛い

20代の女性のお客さまです。

 

最初は肩こりでしたが、こちらが楽になってきたのでその周りが気になるとお越しくださいました。

首筋の硬さと背中の凝りが目立ちます。

 

 

今回治療中で「背中はどうやったら凝るんですか?」というご質問をいただきました。

基本的には ”運動させていないこと” と、”偏った姿勢が多くなること” で、凝りの前身である「血流の滞り」「老廃物の蓄積」がまず起こります。

そうなると、「ゴミ(老廃物)が溜まって、栄養も少ししかこない」ので、筋肉自体も元気が無くなります。

元気がないということは柔軟性もなくなってくるので ”肩が内に巻き込まれている” とはよく言いますが、「前は収縮しっぱなし」「後ろは伸びっぱなし」になってしまいます。

そうすると筋肉が硬くなり、凝るようになってしまいます。

 

 

最初の頃は、誰でもバランスが崩れていてもあまり気になりません

少し余裕(あそび)があるからです。余裕というのは皮膚をつまんだり、関節を過伸展できることをいいます。この余裕のうちは「痛い」「硬い」をまだほとんど感じません。

感じないので、放っておきます=生活習慣を見直さない、ストレッチや休息を取り入れない。という事です。

 

 

そうなると、だんだん余裕(あそび)も無くなってきます。

筋肉の疲労・緊張が広がり、皮膚まで緊張してくるんです。

余裕(あそび)がある隙間を老廃物が埋めてきます。

 

こうなってくると、ついに「痛み」「凝り」を自覚してきます。

場合によっては「とても痛い」「痺れてきた」というふうに急激に自覚する場合もあるんです。

 

 

ソーセージなどを思い浮かべるとわかると思うのですが、

袋(腸ですね)にお肉が詰まっていますよね。そこに何か入れようと思っても入りません。

無理やり入れようとすれば袋が破けてしまいます。

 

 

人の体はソーセージほど脆くはありませんが、やはり余裕がないところにどんどん老廃物が溜まってくると周りの神経や血管、(硬くなっている)筋肉を圧迫するので「痛み」を感じます。

圧迫する部位や状態によっては「痺れ」にもなります。

 

 

そしてこれをさらに放っておくと、炎症が起こります。

細胞や組織が老廃物に圧迫されていながら、動かしてしまうので、ストレスが多くかかるようになり、傷つくからです。そうなるとますます痛みが強くなり、「困ったどうしよう」「辛い」「痛い」という感覚になります。

皆さんだいたいここで、ようやく病院か治療院に行きます。

 

 

お分かりだと思いますが、だいぶ遅いのが分かりますよね。

そして早い段階でケアしてしまえば、痛い思いをせずに済みますし治療期間・回数も短くていいんです。

 

 

しかし、仕事で同じ姿勢になってしまうのだから仕方がないと思うかもしれません。

そうしたら帰ってきて2、30分ストレッチをするでもいいですし、治療院はメンテナンスで使ってもよいところです。

または月に何回か運動する、などもいいですね。

 

 

本来の人間の体はどう使うために生まれて(デザインされて)きたのかをイメージすると、何をしたらいいのか分かると思います!

かといって大昔のように狩りをして生活する・農作業で1日終わる。といった現在ではありませんので、足りない部分を補うように、体を気にかけてあげるといいですね。

大昔の人もお悩みはあったと思いますけれども・・・。

 

 

さてさて、話が長くなりましたが今回は針灸と整体での施術でした♪

数回前より針を取り入れていらっしゃいますが、「整体の時よりも楽だと思います」という事でその後からは針灸と整体です。

 

 

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