20代の女性のお客さまです。
全身の疲れですが、その中でも首筋や肩こりが特に目立ちます。
10年前に整形外科でレントゲンを撮ってもらった時に”首の骨が通常をは逆に湾曲している”と言われたそうです。
その頃から不調を感じていましたが、今でも首筋から辛くなり、肩や全身の疲労を感じてしまうと言います。
今回は整体で施術です。
首は見た目でわかるほどではありませんが、やはり湾曲は減っている状態と見えて回りの筋肉が硬く緊張していました。背中や肩よりも硬くなっています。
骨の位置というのは、何かにぶつけたりしなくても変わっていきます。
一番多いのは長時間の姿勢です。回りの筋肉の偏った緊張に引っ張られ、ジワジワと移動します。数ミリやまたは目に見えないくらいの小さな”ズレ”です。
これはジワジワと変わっていくので、本人はなかなか気がつきません。ですので、同じ姿勢を繰り返していまいます。そうしてズレが大きくなり、元に戻らなくなってから”首が辛い” ”腰が辛い”と気がつくのです。
しかし症状が出てしまうくらい緊張、移動してしまってからは元に戻すのは簡単ではありません。
骨は以前と同じ位置に戻るかというと、まずないのです。
移動してしまった位置でほぼ固定されてしまいます。これは回りの筋肉の柔軟性も関係します。
こまめに筋肉の柔軟性を出す治療、骨格矯正できればよいのですが、毎日のように治療を受けられる人はほとんどいません。
ですので、筋肉の緊張が強いままだったり、するとまず骨は動けないのです。
そこに不良姿勢がさらに加わって歪んだ骨格や筋肉がますます解除できなくなるというサイクルになってしまいます。
ですから定期的な体のメンテナンスなどで、状態を知り早めに施術することをお勧めしているんです。
じゃあ骨が戻らないなら治療も意味がないのかというと、違います。
体の歪みを食い止めたり、改善するためにもしっかりと治療をした方が良いです。
治療を続けてある程度改善してくると気にならなくなる場合もよくあります。
放っとくことが一番良くありません。
自分の体の状態が気になる方はいますぐご相談ください。
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