耳鳴り・難聴について

耳鳴りは「キーン」「ジー」「ザー」といった高い音・低い音が聞こえる症状です。周囲に音源がないのに自分にだけ聞こえる”自覚的耳鳴り”があります。他にも血液の流れや筋肉の収縮によって発生したり、神経が圧迫される・細菌などの刺激で生じるという”他覚的耳鳴り”もあります。

また疲労の蓄積、ストレスなどでも耳鳴りを感じる方は多くいらっしゃいます。心配ない耳鳴りもあります。それは無音状態の場合で「シーン」と聞こえるものです。これは正常ですから心配する必要はありません。耳鳴りの多くは難聴やめまいを一緒に感じる場合があります。

まずば病院へいきしっかりと検査をしてもらうことですが、ここで原因が特定できなかった場合は疲労やストレスの解消、自律神経の調整などでアプローチする事ができます。

耳鳴り・難聴の原因

難聴ですが、こちらも原因が様々考えられます。加齢による難聴は４０代から聴力レベルが低下し始めるといいます。その他にも、中耳炎や耳垢などによって起こるもの、ストレスや神経のトラブルで起こるもの、混合している場合もあります。耳の中で炎症が起こっていると片耳・神経のトラブルの場合は両耳であることが多いとされています。

病気が原因のものもありますが、難聴も多くはストレス・疲労の蓄積によって突発的に生じることがあるのです。疾患の名前が付いているものは「老人性難聴」「突発性難聴」「騒音性難聴」などです。

老人性難聴は加齢による身体機能の低下で、加齢は生き物にとって避けることはできませんが、針灸や整体マッサージ・食事などを意識する事で低下の曲線を緩やかにしていく事ができます。突発性難聴は疲労の蓄積やストレスで起こると考えられています。騒音性難聴は工事現場などの騒音に長時間、持続的に晒される事で起こるとされています。

耳鳴り・難聴の対応

当院ではストレスや疲労の蓄積により感じてしまう耳鳴り難聴の解除や軽減をお手伝いしています。まずは病院でなるべく早く検査することを勧めますが、脳や耳に原因が無い場合は針灸や整体マッサージで体を休めることで改善・軽減する場合があります。加齢であっても、騒音であっても、体が感じるのはストレスや疲労です。これらを放っておくことはできません。

強張った体の柔軟性を取り戻すよう針灸や整体を使ってアプローチすることで血流や代謝などが活性化し、ホルモンバランの調整、疲労の軽減に繋がり加齢や症状の進行を緩める・解消できると考えています。

耳鳴り難聴の治療の流れ

どちらも基本的に調整の流れは同じです。全身と合わせて特に頭・首・肩の筋肉の凝りや過緊張を取り除くよう施術を行い、体を緩め、血流・代謝を改善し自己治癒力を活性化していきます。また肉体だけでなく、心のリラックスも大切と考え心身ともに休息していただけるよう施術と空間を大切にしています。

食事や休息の取り方などもアドバイスさせていただき、再び症状が出にくくなるよう状態をキープしていくお手伝いもしています。