右側の腰痛にお悩みの４０代男性のお客さまです。

 

症状：３日前の座→立つ動きで右腰に違和感を感じ今に至ります。

 

 

３日前に座って体を洗い、立ち上がろうとした時から右腰に違和感・痛みを感じ今も変化なく継続しているという事でお越しくださいました。

右腰のベルトのあたりに痛みを感じており、前屈後屈がほとんどできません。

足に痺れはなく、歩く事は可能です。腰をひねったり左右に倒す方が可動域が広くなっています。

 

 

詳しく見てみると、腰はガチガチに硬くなっており、筋肉のつながりで背中や足も緊張が強くなっています。

お仕事は立ちっぱなしという事で、長く座る方が苦手に感じると教えてくださいました。

ぎっくり腰など腰の違和感は１０年以上など慢性的です。

クイックマッサージにも行かれているとのことですが、毎度のように「体が硬くて時間が足りない」と言われるとも教えてくださいました。

 

 

筋肉の緊張の他に、目立ったのは骨盤が後傾し腰が平らになっている事です。

基本的な状態としてよくS字カーブと言いますが、全くありません。

腹筋、背筋のバランスや長時間同じ姿勢で疲労が蓄積すると、どうしても正しい姿勢で居続ける事は難しくなり、背中が丸まったり、どちらかの足に体重を乗せるなどバランスを欠いた姿勢になります。

すると硬くなった筋肉に引っ張られ骨は少しずつ移動してしまい、ズレた状態が通常となってしまうのです。

 

 

神経の症状はなく、怪我をしたという骨のトラブルでもなくバランスが崩れた筋肉に問題があると考えます。

ガチガチになりすぎて、多少押した程度では痛くも気持ちよくもなく「押されている事は分かります」という方は少なくありません。

そういった場合には針治療は大変有効性があり、今回は初めての針治療をご希望くださいました。

 

 

筋肉が硬くなりすぎていると、層になって深い場所にある筋肉まで「押す」だけでは刺激が届かなくなります。

同じ部位をずっと押したり揉んだりするとストレスになりますし、硬い筋肉を無理やり伸ばそうとしても、痛める可能性があります。

針は物理的に深い筋肉に直接触る事ができます。

針の細さは髪の毛や蚊のくちばし程度で、体にストレスを与える事なく刺激を伝える事が可能です。

１度で違和感や痛みが０になる事はなかなか難しいのですが、マッサージのみよりも早く改善を期待できると言えるでしょう。

 

 

スタンダードである６０分のうち、前半３０分が針治療、後半３０分が整体マッサージです。

当店では針デビューされる方も多く、加減や状態を伺いながら進めていきますので安心してお受けいただけます。

今回はツボやコリを目安に針を行い、針刺激であるヒビキを感じていただきました。

慢性的や固すぎると初めの数回は「少し刺激を感じる」程度の方もいらっしゃいます。

それが徐々に筋肉が柔らかくなっていくと「痛気持ち良い」「効いている感じがする」と感覚も変わっていきます。

最後に骨盤調整を少々入れて終了です。

 

 

また施術を行いますが、次の日や近く仕事をしますと、体の状態は施術前に戻ろうとします。

戻ってしまう前にコンスタントに調整できてしまうと良いでしょう。

施術後は動きやすさの変化を感じていただけました。

針施術は翌日などにも更に変化を感じる方が多く、経過を見て次回教えていただき、変化の度合い戻り具合などを合わせて施術内容を調整していきます。

筋肉を柔らかくしながら骨格骨盤の調整も続けて行いましょう。

 

 

 

 

慢性症状や腰痛にお悩みのあなたは今すぐご相談くださいませ。

 

 

 

 

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