背中の肩甲骨の間が重苦しいとお悩みの30代の男性のお客さまです。
症状:背中が硬く重苦しい感覚と、肩甲骨の間の痛み
原因としては1ヶ月前に仕事内容が変わり、デスクワークになった事を挙げています。
まとまった時間パソコンに付きっ切りです。
また当店にいらっしゃるまで何となく疲労を感じていたけれどメンテナンスは年に数回等、ほとんどしてきていないとも教えてくださいました。
現在はお仕事がとても忙しく、体がこのままではいけないと感じ針を含めてしっかりと調整したいとお越しくださいました。
今回針灸は初トライです。
周りに「針はいいよ」と言われていて興味を持ったといいます。
イメージも「痛そう」「怖い」というよりは「効きそうだ」と感じたそうです。
状態として今現在座っている間も、左右の背中の硬さ、重苦しさを感じます。
一番辛いと感じるのは仕事で集中した後です。何回も集中しては背中の疲労を強く感じることがあり、そういったサイクルも余計に疲れたりストレスになっています。
詳しく見てみるとすぐに分かる程筋肉が硬くなっています。
一番は脊柱起立筋と言われる背骨の両脇にある筋肉ですが、背中全体が緊張していると言っていいでしょう。
猫背の状態で固定されてしまっている状態です。
これはパソコン作業で肩甲骨が開き、肩甲骨の間が伸ばされることで筋肉に負担がかかっていること、どんどん前のめりに顎が突き出る、頭が下がる、という姿勢がまとまって長時間続いたことにより背中が伸ばされっぱなしになっている事が原因として考えられます。
この、背中が硬く緊張している様子を見て「背中を緩める」ことは第一ですが、緩めるために大切な箇所が背中以外にもあります。
体には前後左右上下があり、辛いと感じる箇所に対応している箇所があります。
どちらかが引き伸ばされて緊張していれば、どちらかは収縮しているのです。
両方緩めてバランスを取らないと、すぐ元の緊張状態に戻ったり、変化をあまり感じられないという状況になってしまいます。
ですから一番辛い箇所はもちろん、広く状態を確認して調整することが重要になります。
今回は針灸と整体での施術です。
現在の筋肉の状態では針を含めて調整することができ大変有効性があると感じます。
緊張状態によっては押すだけでももちろん調整は可能ですが、深い筋肉まで緊張が強い、筋肉が大きいという場合、押す方法だけでは追いつかないのです。
針でしっかりと重なり合っている深い筋肉にアプローチし、内側から緩めていくと状態解除は早いでしょう。
当店の針灸コースは必ず後半に整体マッサージを含みます。
針の刺激と整体マッサージの刺激は違うので様々な方法でリラックスと調整を行っています。
施術が終わって「残っている感覚はありますが来た時よりも軽くなりました」と感想をいただきました。
施術は段階的に改善していきます。
これは経過が長い、慢性的である、症状が強い方が回数が多いと言えます。
逆に「少し疲れたな」という早い段階で調整する機会があれば数回で済むのです。
今回はガチガチだった背中が徐々に指が沈むようになってきています。
当店は6回を1クールとして考えています。
間を空けすぎないうちに2回目の施術ができるとベストです。
次回はいつが良いのか、それまでの過ごし方などをお伝えして終了しました。
寒さは本人が気づかないうちに芯から筋肉を硬くします。内臓も冷えてしまうので背中やお腹にストレスがかかり、緊張などの状態が解除しずらくなります。
「少し寒いけれど大丈夫」ではなく「しっかり温かい」と感じる格好にしましょう。
体の硬さ、痛さ、辛さはズルズルと長引かないようにしたいものです。
施術し、どんどん調整されていきますからしっかりとキープしていきましょう。
背中の硬さ、重さ、苦しさなど少しでも感じているあなたは今すぐご相談ください。
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