右股関節（外側）の痛み

７０代の女性のお客さまです。

 

 

数日前から右股関節外側の痛みが気になり出しました。

寝返りを打つ時に痛みます。

普段起きている時や歩いている時は気になりません。

原因は思い浮かばないと教えていただきました。

 

 

寝ているときの姿勢をチェックすると、右上の横向きで、膝にクッションなどは入れていないため、痛みを感じる箇所が大きく引き伸ばされている状態となっています。

まずこれで膝下にクッションを入れて高さを出したところ「楽に感じる」と教えてくださいました。

 

 

 

この姿勢によって右股関節外側にストレスがかかっている事は、痛みを増やす要因の一つです。

しかしこれよりももっと根本的な原因があります。

それは長年の姿勢であり体格です。

猫背になってしまう事や、少し体重があるので関節にかかる負担が大きくなります。

すると周囲の筋肉にも余計な力やストレスがかかり、硬くなっていきます。

この硬くなっていく経過を年単位でじわじわと行うと、とても硬くなりますしどんどん広がります。

話は戻りますがここで先ほど挙げた寝ている時の姿勢です。

硬くなっている筋肉を伸ばしています。そこから動こうとしてもスムーズに動けません。

ここで痛みを感じます。

 

 

 

まずは痛みの原因である患部を一番に緩めていく事が必要です。

そのあとに、より根本的な姿勢や広がった筋肉の緊張を解除します。

合わせて体型や食事にも少しずつアドバイスし改善するようにしていきます。

 

 

 

施術は針灸と整体です。

一番のお悩みである患部を中心にして関係ある筋肉や部位も整えます。

前半に針灸で過緊張を起こしている筋肉をゆるめ、冷えている箇所は温めます。

そのあとに整体マッサージでリラックスしていただき、原因を取り除いていきます。

 

 

施術が終わって少し楽に感じると教えてくださいました。

また寝る時の姿勢などをサポートするようアドバイスして調整は終了です。

 

 

 

経過は施術後２日ほどで痛みはなくなり、１週間経過しましたが再発はしていません。

 

 

 

痛みは無くなりましたが、姿勢や姿勢に関係する筋肉はまだ改善途中な段階ですのであと５回を目安に調整していきましょう。

また同じ姿勢を取った時に痛めてしまう可能性があるからです。

「痛み」を取る事はとても大切ですが、その痛みを起こさない状態に保つ事が一番大切で一番楽と言えるでしょう。

 

 

股関節や腰の痛みや硬さが気になっているあなたは今すぐご相談ください。

 

 

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