６０代の女性のお客さまです。

 

 

数週間前に突き指をしてしまい、今日までの間特に病院へ行ったり調整をしていなかったので、何もしなければ痛みませんが指を曲げようとすると辛くなり、スムーズに動かす事ができません。

 

 

特に親指の外側が辛くなります。

詳しく調べるために、肘周辺の状態を見ました。

するととても緊張していて硬くなっています。

 

 

今回は整体での施術です。

親指や他の指先を動かすためには筋肉が必要です。

そしてその筋肉は肘の方に向かって大きく付着しています。

逆を言うと指先はスジ（腱）なので筋肉はとても少なくなります。

そして痛みやすいのは腱よりも筋肉です。腱も突き指や捻挫のように思い切り強制的に伸ばしてしまうと伸びきってしまいますが、そんな場合でもつながっている筋肉を調整するとかなり変化します。

 

 

腕全体の疲労度合いもみましたが一番は肘周りの筋肉の状態です。

いつも書いていますが「気持ち良い」または「痛気持ち良い」加減で伺いながら施術を行います。

 

 

終わった後は「動かしやすいです」と驚かれていました。

０になった訳ではありませんが緊張が緩んで来たので動かしやすさがだいぶ出ています。

今回のお客さまともお話していましたが、「普通指が痛いとその場所に湿布を貼ってしまう」とのこと。

そうです。筋肉の走行や痛みを発するメカニズムなどを知らないと「痛い場所」をとても意識してしまいます。

実際に痛めている場所が痛いこともありますが、そうでなく「原因が別の場所」のこともありますので、まずは一度カウンセリングにお越しいただいて状態を見れるとよいでしょう。

 

 

あと２回程度状態をみて、整えられると良いかと思います。

体が辛いとやる気が起きなかったりイライラして周りに当たってしまったりと良いことはありません。

少しでも違和感や疲れを感じている場合には遠慮なく相談してくださいね。

 

 

 

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