３０代の男性のお客さまです。

 

 

一週間ほど前に力仕事をして、違和感を感じそのあとは湿布を貼って経過を見ていましたが、徐々に伸ばそうとする時の痛みが強くなってきたということでお越しくださいました。

 

肘を伸ばす、手首を反らせると肘周りに痛みを感じます。硬いという感覚もあると教えてくださいました。

調べてみると左腕や前腕の凝りが右に比べて強く出ています。

しびれは出ておらず、何かにぶつけたりなどもなく、重い物を押さえる時に力が入り、そのあとから少しずつ違和感と痛みが出てきたと言います。

腕の緊張が強い箇所を少し圧迫してみたところ、伸ばす動作が楽になったということで筋肉のトラブルであると考えられます。

 

 

今回は針灸と整体での施術です。

左腕全体の緊張や凝りを解除するよう針を行いました。

ご本人の感覚で、関節や腕の中の方が痛いということがポイントです。

腕も、体ですから筋肉が何層にも重なりあっています。しかし腰や背中などの筋肉と違い小さいのです。また関節付近ですのでストレスがかかりやすい部分でもあります。

これまでの無自覚の疲労の蓄積や体の冷え、力のかけ具合などで深い部分の筋肉を痛めてしまった可能性が考えられます。

ですので針でしっかりと深い筋肉を刺激します。

そのあとに、リラックスしていただけるよう整体での調整を行いました。

 

 

終わって、動かしやすさや軽さを感じていただけました。

腕は日常でとてもよく使います。

パソコンや食事、運転何をするにも腕や手を使います。

ですから本人は感じていなくても疲労はとても蓄積されているのです。この蓄積が満杯になってしまった時に痛みを感じます。

腱鞘炎であったり、テニス肘と呼ばれる肘周りのトラブルなどです。

ですから定期的なメンテナンスされることをお勧めします。

 

 

今回施術が終わって、腕を冷やさない事や温めたあとに無理のないストレッチ、このあと２回程度のメンテナンスをまず受けていただき、様子を見ていただくようお伝えしました。

いつも書いていますが、冷えは本当に大敵です。

私たち自身が自覚しているよりも、疲れている体にはダメージを与えますので、日常から体を温める意識、休めてあげる習慣を作ってあげるとベストです。

 

 

痛みが長引くと、耐えるために体はますます緊張し、動かしずらい、動かすと痛いと悪循環になってしまいますので、早めにご相談ください。

 

 

腕の疲れ、腱鞘炎、肘の痛み。

少しでも感じている場合には今すぐご相談ください。

 

 

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