５０代の男性のお客さまです。

 

 

数ヶ月前から、朝起きて顔を洗う時に腰が痛くなり、膝を曲げないと屈むことが出来ないということでお越しくださいました。

 

 

詳しく調べてみると前屈する動きに制限がみられます。本人の自覚としては日中などはあまり気になりませんが、朝一の洗顔する姿勢の時に腰が痛いと感じるということです。

場所を改めて確認すると、腰というよりもお尻にかけての場所が痛むということでした。

確かに凝り固まっていてすぐに分かるくらいには緊張しています。合わせて腰も緊張していたので確認したとこと、お悩みの症状とは違った場所や感覚ですが押されると硬く凝っていることや痛気持ちよく感じるなどを教えてくださいました。

さらに広く見ていくと、太ももやふくらはぎも緊張が直出ていました。押してみると少し痛いと感じる場所もあるくらいには疲れや緊張が出ています。

 

 

今回は針灸と整体での施術です。

メインで調整するのはお尻と足です。そのあとに腰の調整も行います。

 

 

いくつかポイントが考えられます。

まず、朝起きてすぐの姿勢が辛いというのは　”寝ている間に体が冷えている”　ために、”凝りや緊張を抱えた筋肉が硬くなってしまう”　という事です。

洗顔の姿勢というのは、お辞儀と似ています。

足を曲げるなどして緩めるとお辞儀ができるというのは、足の筋肉が硬くなってしまい柔軟性がないので前屈しづらい、痛みを感じるなどさせてしまうのです。

ですから足の筋肉を緩めて柔軟性を出すと、腰回りの動きが変わります。

 

 

メインは足ですが、腰ももちろん疲労が蓄積しているので針と整体で緩める事が重要です。

腰も足もしっかりと針のヒビキを感じていただきました。

終わって少し軽いと教えていただきました。

 

 

施術が終わって話を伺っていると、寝ている時は電器毛布やズボン下などを履いて温めるようにしているということで、引き続きお願いしました。

すでに温かくする習慣がおありですので、あとは筋肉の柔軟性を出していくとさらに変化を感じていただけるでしょう。

大きい筋肉が冷えていたり、凝り固まっていると温まりづらくなります。カイロを使ったり、電器毛布、湯たんぽなどで温めることは良いのですが、針や整体で柔軟性を出していった方ほうがすぐに温まります。

 

 

外気が冷たいと常に体は縮こまって熱を逃がさないように力が入る状態ですので、温めたりリラックスしたりして根本的にケアしていきましょう。

 

 

 

腰痛、足の疲れ、冷えが気になっているあなたは今すぐご相談ください。

 

 

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