70代の女性のお客さまです。
数日前から左肩の痛みを感じています。
動かすと痛みが出るので、棚の上にあるものを取る事が出来ない状態です。
周期的に左肩が痛くなるという事で、今回は約2年ぶりに痛みを感じていると教えていただきました。
緊張も右と比べて強く、動きの制限がでています。以前から五十肩であると言われて、痛みを感じている時は動かすように指示されており、前回も痛みを感じながらもなるべく動かすようにしていたといいます。
五十肩(四十肩)は肩に炎症が起こり、周囲に広がります。
放っておくと関節包が癒着し関節や筋肉が硬く固まって動かなくなってしまう症状です。
この時に針灸は有効と考えられます。
炎症を鎮める作用や筋肉に柔軟性を出す作用があり、表面だけでなくアプローチできる点からも針をの有効性が高いと言えるでしょう。
肩周りの緊張を整体や針を使い、緩めていきます。すると動かしやすさがでてきます。ここが大切です。
何もしないで我慢していると、痛みに耐えようと余計に身体が縮こまり、肩の筋肉も硬く収縮してしまいます。
そうなると改善どころか余計に硬くしてしまうのでオススメできません。
さらに可動域が狭くなりそのまま固まってしまいます。
肩だけでなく、身体のどこでも痛みは急に感じますが、これまで蓄積されてきています。
その蓄積がいよいよ耐えきれなくなり、溢れてしまうと痛みを感じるようになるのです。
今回の針は緊張が高い事もあってよおくヒビキを感じていただけました。
寝冷えなどの身体の冷えからも状態が悪化する恐れがあるので、しっかりと肩周りを温める事が重要です。
肩の凝り、痛みを感じたらすぐに治療しましょう。
どんな治療が良いのかわからない、どんな症状で治療院へ行っていいのかわからない、などありましたら遠慮なくご相談ください。
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