30代の男性のお客さまです。
電車通勤時にラッシュのために不自然な格好などで力を込めてしまい、その後に痛みを感じます。
ぶつけたり怪我をしているわけではなく、また歩いていてもほとんど気になりません。
調べてみると、ふくらはぎやスネがとても硬く、張っています。
しびれなどもなく、動かす時に足首が硬いと感じることがあると教えてくださいました。
お仕事はデスクで座ることが多い状況です。
ふくらはぎは体の中で一番下にあります。体重を支えなくてはいけませんし、むくみや老廃物にも邪魔をされます。通常無意識に歩いている時は、筋肉を思い切り支えておらず、足も高くあがらず、カカトなどをずるように歩いている人も見かけられます。
筋肉は本来、大きく収縮してポンプ作用であったり本来の力を発揮しますが、その条件になる事が少ないのです。
今回は整体での施術です。
膝から下の柔軟性を出すように調整を行いました。この時に太ももや腰の状態も調べてみましたがどこも緊張しているので腰から下をリラックスしていただけるように意識しながら施術を行いました。
自分自身でしっかりと体の柔軟性やメンテナンスを行える人でないとまず、体を柔らかく保てる人はいません。
通常生活していれば、誰でも体は硬くなっていきます。
毎日の生活というサイクルの中で使っているからです。
ここれ多いのが「今までなかったのに」という感覚を持たれる方です。
よく聞く体は20歳頃がピークというフレーズですが、これは頭では聞いていて知っていても体感がイマイチなので皆さんよく勘違いされてしまいます。
生まれてから20歳くらいまでは体も柔らかく能力も上がっていきます。この感覚のままで過ごしてしまうので知らないうちに溜まっていた疲労や凝りが目立つ時になって「今までなかったのに」と驚いてしまうのです。
体が固かったり、疲労が溜まることは悪いことでもおかしいことでもなんでもありません。
とても普通なことです。
しかし成長しているままの感覚や、体を労わる習慣がなかったので「いつまでも疲れ知らず。硬さ知らずである」と思ってしまいます。
人だけでなく生き物は皆歳を経れば筋肉も関節も肌も硬くなっていきます。自然な事です。
そして放っておけば、体が硬くなる速度は速くなりますし、ケアしてあげれば速度を落とす事ができます。
人も機械ではないので消耗も疲労も、傷つきもします。
「今まではそうでなかった」ではなく「頑張っているんだ」と遠慮なく労わってあげてください。
100歳まで生きると言われている現代、最後まで自分の体ですごしたいと思いませんか?
僕はそう思います。
そして同じように思う方の応援をしたいと思っています。
”疲れている” ”体が硬い” と感じたら今すぐご相談ください。
そして一休みしにいらしてくださいね。
人の体は休息が必要です。
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