３０代の男性のお客さまです。

 

 

寝違えたようだと言いますが、実際は”寝返りを打っていません”

なんと全く打たないで寝ているという事です。

足元に猫ちゃんがいるので動かないようにしているそうです。

さらにパーカーが背中で丸まっていた可能性があるとも教えてくださいました。

 

 

動かないのは首ですが、動かそうとすると背中の肩甲骨付近が痛みます。

どうやらこのあたりに服の塊を引いて寝ていたようです。

 

 

メンテナンスに関しても去年はまったくしておらず、全体的に疲労もたまっているとおっしゃっていました。

疲労が溜まり、季節柄体も冷えやすく、さらに動く事がないので冷えは改善されません。さらにバランスを欠いて寝ていれば、傷めてしまう可能性はとても高くなります。

 

 

筋肉が冷たく、硬くなってしまっていると日常動作で使う程度の動きでも細胞を傷める可能性はあります。さらに冷えていると回復しずらく、いつまでもズルズルと痛みを残してしまうのです。

そうなると周囲の筋肉がサポートするように硬くなってしまうので、悪循環に陥りやすくなります。

一昨日から痛みを覚えているというので、今は炎症が起こっています。

これからどんどん治まってきますが、針を行う事で自然と消炎効果をサポートできるでしょう。

 

 

今回は針灸と整体での施術です。

 

 

体を見てみると、やはり痛みを感じる箇所の筋肉が硬くなっており左が特に緊張しています。

左の肩甲骨内側の緊張が強くなっていますが、肩や腰などあちこちが緊張で硬くなっています。

今回の一番の悩みは肩甲骨内側ですが、その周囲の肩や腰なども関連している箇所ですので、針と整体を使って緩めていきます。

 

 

患部の凝りの解消と周囲の緊張解除が目的です。

しっかりと針を行ったので回復は速くなりますが、腰や肩など他の部分の疲れも強いので、まず３回は連続してできるだけ治療を行ったほうがよいでしょう。

 

やはり冷えは体の大敵ですので、少しの我慢などもあまりせずに、しっかりと温めるようにしてくださいね。

これは体のどの部分にも言える事で、かなーり重要です！

 

 

施術が終わって首の動きがかなり改善されました。

戻りきらないうちに、全身のメンテナンスも兼ねてこまめに治療する事をお勧めします！

 

 

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