40代の女性のお客さまです。
左右の腰の痛みを感じます。
少し前まで仕事が忙しく、腰痛を強く感じ始めたと言います。
マッサージに行きましたが帰るとまた戻ってしまったということで、針を探してお越しくださいました。
何年と腰痛があります。特に反るような姿勢だと痛みが強くなりますね。
仕事の姿勢が座りっぱなしや屈むなどが多く、姿勢の悪さも感じているとのことです。
座りっぱなしの姿勢は腰の筋肉である脊柱起立筋や腸腰筋と呼ばれる筋肉を痛めます。
筋肉は本来収縮することが得意です。
しかし伸びるだけ、縮まるだけ、という環境が長時間続くと、疲労し硬く緊張してしまいます。
そこからまた動かそうとすると組織が損傷して炎症が起こります。すると少し動かしただけでも痛みますし、安静にする時間が取れないと、いつまでも痛みが続くことになってしまうんです。
一番痛みを感じるのは腰とおっしゃっていましたが、肩や背中、足腰など全体的に疲労がたまっており、緊張が強くなっています。
痛みや硬さには針灸が大変有効です。
マッサージで帰ってきたら戻ってしまったなどの、緊張が強い場合はインナーマッスルと呼ばれる深い筋肉まで硬くなり、表面だけではなくなってしまうため、押すだけでは調整するための刺激が届かないのです。
こういった場合は、針で深い筋肉を捉えて柔軟性を出し、緊張を解除していく必要があります。
また腰痛は数年前、痛みも1ヶ月など疲労を溜め込んでいる場合は1度で0にすることはなかなかに難しくなります。
ですので初めのうちはコンスタントに治療を行い、段階的に痛みの値を下げていきます。
よく言われる目安として1週間後などです。
もちろん都合もありますので前後してもいいのですが、体は”柔らかさ”を忘れていると、また元の硬い状態にもどろうとしますので、間は開けすぎずに治療をしてしまった方が時間も費用も少なく済みます。
腰痛だけでなく痛みや痺れにお悩みのかたは1度ご相談ください。
ご予約・問い合わせ 070-6564-1467 (9:00-20:00)