神経痛とは体の様々な部位で神経が圧迫され感じる鋭い痛みです。圧迫されやすい部位があり、お尻の筋肉に関係する坐骨神経痛や腕の筋肉に関係する腱鞘炎というとイメージしやすいかもしれません。この他にも硬くなった筋肉が周囲の神経や血管を圧迫してしまう可能性は体のあちこちに秘められています。
”凝っている筋肉・過緊張を起こす筋肉・ずれた骨で神経が圧迫されて痛みを感じる場合”や”血行不良・炎症の刺激で痛みを感じる場合”などがあります。神経の周りには骨や筋肉があります。体の柔軟性が保てていれば良いのですが、体を使いすぎたり、冷やしてしまう・疲労が蓄積してしまうとまず筋肉が硬くなります。
硬いものは周囲を圧迫し血管であれば血流が滞ります。すると回復も遅くなり余計に痛みを感じてしまうのです。ほとんどの場合は筋肉の状態が不調を起こすと言えますが、骨折やストレートネックなどの骨の並びの変化・骨自体の変形なども神経を傷つけたり圧迫する要因になります。
解決策
ぶつけた・怪我をした・手術をしたという原因がなければ、多くの場合は筋肉のトラブルによって神経痛が生まれると考えて良いでしょう。その場合には針灸や整体マッサージの有効性が高いと言えます。
硬くなっている筋肉の柔軟性を取り戻すことで神経へのストレスを解除し、神経痛・しびれを改善することができます。また血流や代謝が改善していきますので修復が活性化し、炎症を素早く鎮め痛みからの回復が進むでしょう。
治療の流れ
痛む箇所を伺い、患部に作用する筋肉を調べ状態をチェックします。多くの場合はこの時点で筋肉がかなり硬くなっていることが分かります。経過や部位によって、またご本人の希望によって針灸や整体を用いて筋肉を緩めていきます。筋肉が大きかったり、経過が長くなっている場合には針を含めた方が変化が早いと言えます。
硬くなってしまった筋肉はセルフストレッチなどでも解除しにくくなってしまいます。放っておくと硬さが解除されないばかりか、周囲にストレスを与え同じように硬くしてしまうのです。そうなるとしびれや痛みは増すばかりになってしまいます。
神経痛については当院にお任せ下さい
針灸や整体マッサージの他にも、病院では牽引、湿布、電気治療などがありまた手術を勧められる場合もあります。状態によっては手術が必要な場合もありますが一度切ってしまうとどうしても跡が残ります。すると突っ張るような違和感や疲れやすくなるといった経過をよく耳にします。
薬による痛みの緩和は一時的であり、痛みの元は変化していませんから薬を飲み続けることになるのです。これは根本的な改善とは言えません。現在行っているケア方法で変化を感じない場合や疑問・質問など一度ご相談くださいませ。