両肩の重だるさにお悩みの６０代女性のお客さまです。

 

症状：数ヶ月前から両肩の特に右側が常に重いようなだるいような感覚

 

 

 

お話を伺っていると、動かしたり（少し可動域の制限が見られます）指先への痺れなどはありませんが、体を横にしていても、常に両肩が重いような感覚があると教えてくださいました。

メンテナンスはしてきていません。

違和感を感じますが、動くことができ忙しさなどから我慢や誤魔化しながら過ごしてきたということです。

今回はお友達の勧めもあって針治療とメンテナンスにお越しくださいました。

ご本人曰く「深い部分が凝っている感じがあるので針は合いそうだと思った」とも教えてくださいました。

首や肩の動きはほとんど制限は見られませんが、向きによってつっぱる感覚が出ます。

 

 

これまでほとんどメンテナンスをされていないとの事で、ポイントの調整もありますが、

首肩とつながる背中や腕のなどの疲労もとるよう調整を行いました。

１度で全ての違和感や重さを取りきる事はなかなか難しいので、段階的に症状を減らしていくイメージです。

 

 

今回は針灸と整体での施術です。

一番気になっている右肩が一番緊張と凝りが点在していましたので、まずこちらを緩めるように前半に針、後半にマッサージという流れて調整します。

肩口の凝り、違和感は首や背中にも波及しやすく、調べていくと緊張が見られましたので関連する筋肉を緩めます。

いつも言っていますが、加減は「気持ち良い」または「痛気持ち良い」加減です。

強い方が効きそうと思われる方もちらほらいらっしゃるのですが

「痛み」のみになってしまうと体は力が入り、痛みというストレスに耐えようとします。

これでは刺激が伝わりにくく、場合によっては筋肉を傷めてしまう事もありますので、

リラックスして受けていただける事を大切にしています。

最後に首と頭の凝りの調整を行いましたが、むくみが強く

「頭痛はありますか？」という質問に

「たまに出ます。後頭部が重く痛くなります」というお答えでした。

 

 

 

あたまのむくみは首凝りや肩凝りが関係していると考えられます。

頭痛にはいくつか種類がありますが、頭がむくむ事によって痛みを感じるものもあります。

なぜむくむかというと、凝りが体液や血液の流れを滞らせてしまい

正常であれば体を循環し、ながれていくリンパ液などが溜まってしまうのです。

すると周囲を圧迫するため痛みや重さなどの違和感となって感じ取る事になってしまいます。

 

 

「肩凝り」を感じるだけでも、周囲に様々な影響が出てしまいますから

我慢やごまかす方法はオススメできません。

 

 

今回施術が終わり、「両肩が軽い感じがします。右は少し残っている感じがあるのですが、明日以降を楽しみにしたいです」と教えて下さいました。

 

 

明日行こうというのは、「針施術の変化の一つ」です。

針は即効性・遅効性の両方あります。

慢性的な症状などは遅効性といいますか、翌日や翌々日に改めて「さらに楽」と感じていただける方が多くいらっしゃいます。

 

 

この変化と状態に合わせて２回目以降の施術法を相談して決めていきますので

ぜひ経過を教えてくださいね。

 

 

 

体に疲労が蓄積する事は自然な事です。

早めやたまのメンテナンスで蓄積させすぎない、若々しく保っていけると良いと考えて

あなたの元気のお手伝いを行っています。

 

 

 

その時、その年の体をより良く使う、良い状態を保てるよう

全力でお手伝いしていますので、

肩凝りや違和感、慢性感を感じているあなたは

今すぐご相談ください。

 

 

 

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