４０代の女性のお客さまです。
事務仕事をされていて、最近になって「座」→「立」や朝、布団から起きだす時に腰の痛みを感じます。
ご本人の感覚としては、腰の中心あたりで痛みを感じていると教えてくださいました。
詳しく調べてみると、左右で腰の張りが強く出ていますが、左側が緊張が強く、お尻まで硬くなっています。
左右差は基本的に体のどこにでもあります。
これを把握して調整していく必要があります。また片方だけ調整すればいいというのは、全体が繋がっている体のなかではバランスを整えることが難しいと考えています。
またお話を伺うと、体のメンテナンスは数えるほどしか行ってきていない、事務は何年も行っているといことで、調整と疲労の蓄積もアンバランスになり、疲労が蓄積していることが伺えます。
今回は針灸と整体での施術です。
腰の痛みを感じる周囲を中心にお尻や背中まで広く状態を確認して調整していきます。
動き出しで体に痛みを感じる場合、これまでの疲労の蓄積で筋肉が硬くなっているため、同じ姿勢があるとその状態で凝り固まってしまいます。
腰を折っていても、仰向けに寝ていてもです。
その状態で固まるので、動かそうとすると、柔軟に対応できないので引っ張られたり神経を圧迫されたりして痛みを感じます。
逆に言うと、筋肉の柔軟性を取り戻せれば痛みが改善すると考えられるのです。
実際に強い痛みであっても、筋肉の調整で気にならなくなったと教えてくださる方は少なくありません。
もちろん、状態をしっかりと伺って施術を行います。
今回も左側は針の”ヒビキ”をある程度感じていただきました。
ヒビキは針治療独特のもので日常的な感覚にはありません。しかし痛いものではありませんし、皆さん体験されると「こんな程度なんですね」「効いている感じがします」「気持ち良いです」といった感想を教えてくださいます。
加減もありますので、細かく伺いながら進めていきます。
「痛い」や「熱い」「我慢」は無く、常に「気持ち良い」「痛気持ち良い」を目安に行います。
施術中から「気持ち良いです」と教えてくださいました。
緊張は強いので、後３回ほどコンスタントに調整してしまうことをオススメします。
その後は疲労を蓄積させすぎないように、定期的なメンテナンスを行えるとよいでしょう。
体のどこを痛めても普段の生活で困ってしまいますし、「痛く」なってしまうと痛みに耐える時間、施術の時間など多くの時間を消費してしまいますので、少しの違和感や疲労で調整しましょう。
腰の疲れ、痛み、硬さが気になっているあなたは今すぐご相談ください。
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