40代の女性のお客さまです。
2ヶ月ほど前から右肘周辺が痛み、とっさに肘を曲げたり、力を入れる動きで痛みを感じます。
湿布をして様子を見ていましたが変化がなく、調整にお越しくださいました。
お話を詳しく伺うと、2ヶ月前から芝などの庭の手入れを行っており、その時に使用する芝刈り機位などをまとまった時間扱っているということです。
芝の伸びる時期などありますから、コンスタントに使っており、また片腕で支えるものでありますので利き腕の疲労が蓄積されていると考えられます。
また20代から肩こりをお持ちですが調整はほとんどしたことがなく、強く緊張が見られました。
この肩こりも腕を疲れやすくさせている可能性があります。
肩が凝ってきたと感じる時、次に偏頭痛になって現れることもあると教えてくださいました。
今回の中心は右肘の痛みですが、合わせて肩こりや首の緊張、背中の張りと言った周囲の状態も整えていく必要があります。
今回は針治療に初トライです。
お友達に針治療と当店をオススメしていただいたということで、ありがとうございます!
まず前半の約30分で針治療を行います。
当店では「痛い」「暑い」など我慢させることはありませんので、加減を伺いながら調整していきます。
後半の約30分で指圧ベースの整体マッサージを行い、よりリラックスしていただけるよう調整します。
20年近く疲労をためている肩は凝りがしっかりとわかりますし、そのストレスを受けていると考えられる背中や首筋も強く緊張しながら、凝りも点在している状態です。
肘も凝りがすぐ分かるくらいに疲労を蓄積していますし、痛みもでるほどです。
筋肉は層になって体を支えていますし、入り組んで骨に付着しています。
ですから、痛いと感じる箇所のみ、の調整ではすぐに痛みを感じる状態に戻ったり、変化が少なかったりと時間がかかると考えます。
ですから、関係する筋肉や部位まで広くチェックし、痛みでこわばっている体の力が抜けるようリラックスしていただける空間や施術を大切にしています。
今回の肘のように、人の体は短時間でも同じ動作を繰り返していると、その箇所に熱がこもり、火事が起こってしまいます。火事というのが炎症です。
炎症が起こってしまっても、十分な休息がないまま(消化活動が十分でないまま)再び動かしてしまうと、肘は休めませんので、修復も遅くなり、疲れがどんどん溜まって痛みも強くなります。
針治療は痛みで緊張が強くなっている筋肉の柔軟性を出したり、炎症を鎮める作用、血流の改善作用などがあります。この調整と”安静””休息”を合わせて体を整えましょう。
施術中から「気持ち良い」「痛気持ち良い」感覚と、施術が終わって少し動かしやすさが出ました。
いつも言っていますが、針治療は翌日や翌々日にさらに変化を感じていただけることが多いので、出来るだけ安静にしながら、経過と、コンスタントな調整をまずあと3回程度受けられるとよいでしょう。
日常的に体のメンテナンスをしていないと、少しずつ体には疲労が蓄積します。「痛み」「凝り」になっていなくても、蓄積が始まっているのです。
そこに、頻繁に同じ動きを繰り返す、体を思い切り使うなどすると、あっという間に疲労が蓄積されて「痛み」「凝り」として体に現れるのです。そして怪我をしやすくなるというリスクも抱えているということです。
「何もしていない」くても、普段から体には疲労が蓄積しますので、たまのメンテナンスが重要になります。
針やお灸や普段から施術を行うことができます。
また整体マッサージだけでもリラックスできるので、”ほとんどメンテナンスしていないな” ”最近疲労をためている気がする” といった中からメンテナンスをしてしまいましょう。
腕の痛み、慢性的な肩こり、首凝り頭痛など、少しでも気になっているあなたは今すぐご相談ください。
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