２０代の女性のお客さまです。
以前から頭痛はありましたが病院へ行っても特に異常はなく、肩こりからきているのではないかと言われたという事で、お越しくださいました。
頭痛薬を使用する事もありますが、薬に頼りきりになりたくないとも教えてくださいました。
調べてみると、首や肩にガチガチとまではいきませんが緊張がみられます。
頭皮も緊張で硬くなっている事が分かり、ツボを刺激すると若干痛みを感じるくらいです。
頭も筋肉があるので、緊張が続けば硬くなります。
それがストレスになり頭を締め付けるような側頭部が痛む頭痛になるのです。
首や肩が凝っていても頭痛は起こります。
首や肩が凝っていると、頭の水分が頭にとどまり続けます。体は血液やリンパ液などが循環するものですから、停滞しているということは正常ではありません。
凝りは流れを邪魔しますので、頭に留まることになります。
すると頭蓋骨や筋肉神経を圧迫することになりますので、こちらも頭痛が起こります。
人によって様々ですが、頭全体を締め付けられるようだ、とか、すっきりしない、ボーッと重だるいなどと表現することが多いです。
頭自体の緊張も、首肩の凝りも解除することができます。
まずこれだけで頭痛の頻度や重症度合いが変化するでしょう。
他にも心的なストレスなども関係しますから、心身共にリラックスしていただけることも大切であると考えています。
今回は針灸と整体での施術です。
深い部分での凝りには針灸が大変有効です。
凝りの現れ方も様々です。経過が長いほど表面的にも深いインナーマッスルもカチカチに凝り固まると言えます。
深い部分から表面まで緊張が伝わることが多く、表面だけ凝り固まるということはまずありません。
そして針の刺激というのはとても効率が良いのですが、整体の手技でリラックスしていただけるよう施術を行うとより有効性があると考えて、針灸だけではなく必ず後半のお時間には整体マッサージを行うようにしています。
これは３０分であっても、９０分であっても行っています。
針治療は何年も前に受けたことがあるということで、今回は久しぶりになりますので加減を伺いながら行いました。ところどころに点在する凝りにアプローチしていきます。
そして後半の整体マッサージでリラックスしていただくことも含め調整を行いました。
施術が終わって、可動域の変化や軽さを感じると教えてくださいました。
いつも言っていますが、針治療は翌日や翌々日により変化を感じていただけることが多いので、その経過を見ながら、調整していけると良いでしょう。
体の疲労ももちろんあるのですが、気持ちの部分でのリラックスもとても重要であると常々感じます。
何も考えなくていい、体の心地よい刺激だけ受け取っていれば良い、という状況はなかなかありません。
しかし大切なことです。
是非一休みも兼ねて体のメンテナンスにお越しくださいませ。
頭痛や肩こり、首凝りを少しでも感じているあなたは今すぐご相談ください。
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