30代の男性のお客さまです。
2週間前に力仕事を行い、力を込めたあとから違和感を感じ始め、痛くなったと言います。
痛みは悪化してはいませんが、手首を反らせると肘の周辺に痛みを感じます。
それ以外では手首を内側に曲げたり、肘を曲げる事も出来、痛みはほとんど感じません。
詳しく調べてみたところ、肘から前の腕の筋肉を痛めてしまっている状態がわかります。
いわゆるテニス肘・バックハンドテニス肘とも言われる、肘の外側の関節部分に炎症が起こっている状態です。
肘から前の前腕部分の手首を返す時に使う筋肉が痛む事で、動作が難しくなります。
肘の関節をまたいで付着しているので、肘の周辺も痛みを感じるのです。
これらの筋肉は、太い部分もありますが、手首へいくに従い細く、指の周りでは腱と呼ばれる細い紐のような状態になります。
細い紐といっても、とても強固な線維なので、切れたりすることはありませんが、手首や腕の不自然な格好で力を込めるなど痛めてしまう可能性がある部分です。
腱を伝い筋肉まで緊張したり痛めてしまうと固くなりますのでスムーズに収縮しません。
すると筋肉が付着している部分や痛んだ部分が痛みを発することになります。
今回は針灸と整体での施術です。
痛みの箇所やツボを使い、緊張の解除、腕の疲労回復を目的に前半に針治療を行います。
後半は整体マッサージでリラックスしていただくことを含めて調整を行いました。
施術中から「痛気持ち良い」感覚があり、終わってからは「腕が軽い」と教えてくださいました。
肘周辺だけでなく、腕全体がストレスを感じて緊張している状態でしたので、経過を見てあと2回ほどを目安に調整されると良いでしょう。
痛みがない=絶好調 ではありません。
痛みがなくても凝りが小さく残っている場合もあります。
動かすことが楽になったからと油断せずに、最適な状態を目指しましょう。
痛みや凝りがなかなか解除されない。
これまでの調整で変化を感じていないあなたは一度のんの調整をご体験ください。
我慢したり、放置しておく期間が長いほど回復までに時間がかかってしまうので少しでも気になっている違和感がありましたら今すぐご相談ください。
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