埼玉・蓮田の鍼灸整体院のん‐温‐

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右股関節の痛み

60代の男性のお客さまです。

 

 

先ほどテニスをしていて、踏み込んだ時に右の股関節が痛むようになり、体重をかけると痛みを感じる状態ということでお越しくださいました。

 

 

もともと体が硬い方で、日頃からメンテナンスを行っていない場合、筋肉が硬く緊張していることは少なくありません。

詳しく伺うと、準備運動などはサラリと済ませただけということですので、これまでの筋肉の硬さや運動の疲労が溜まっていたと言えるでしょう。

 

そこから運動をおこなってしまっては体がついていかなくなります。

頭では瞬時に動かそうと思っても柔軟性が欠けている筋肉はスムーズに動きません。

このアンバランスが筋肉や筋を痛める大半の原因です。

 

 

右の股関節周囲を調べてみると圧痛と若干の腫れが確認できました。

これは炎症が起こっている状態ですので患部に針を行いますが、メインは周囲の緊張を解除していくよう調整を行います。

太ももや腰まわりは右股関節の痛みによるストレスを受けて硬く強張っている状態です。このままだと血流や循環が妨げられてしまい、回復に時間がかかるため患部の周囲の緊張解除を行う必要があります。

 

 

今回は針灸と整体での施術です。

患部は火事になっているので、こね回すことはしません。

針には炎症を抑える作用もあるので、針を使って調整します。

後半の整体では足だけでなく股関節の周囲である腰まわりの調整も行いました。

 

 

調整が終わって、軽い感じがすると教えていただきました。

しかし怪我をしたばかりです。

3日ほどは温めずに患部を冷やす方向で、4日目くらいから温めるようにしてください。できるだけ休ませてくださいねとお伝えして終了です。

しっぷも冷たい方が良いです。

小ネタですが、湿布は成分は同じですが、温かい方には唐辛子の成分が入っているので、怪我の直後数日は温かい湿布よりも冷たい方を貼っていただくと良いでしょう。

数日が経過したら、ご自身の気持ち良いと思う方を選んで貼ってください。

 

 

 

 

日頃から月に1度でもメンテナンスを。とお伝えしているのは今回のようなことが起こらないようにするためです。

ご本人は腰痛や股関節の痛みを感じていませんでしたが、メンテナンスをしてこず、体が硬いために衝撃が加わると傷めてしまう体をしています。

痛気持ち良い加減で月に1度ほどリラックスしながら体を休める習慣をオススメします。もう一つは、回復するための材料をしっかりと摂り入れることです。

 

 

 

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