1歳半の男の子です。
夜泣きが強く、ご両親も疲労が出てきているので針で治療できることを知り、お越しくださいました。
早めに寝ても夜中に目を覚まして火がついたように泣いてしまいます。
このメカニズムは科学的に解明されていません。
考えられるのは「情報の整理に感情や体が追いつかない」「環境の変化に驚く」という成長途中のストレス発散法として起こるのではないかということです。
東洋医学でも小児病は1日1日が成長途中であるため精神の不安定、体の未熟がありますが、針の適応は大人と変わらないとあります。ただし、加減が必要であるのは間違いありません。
小児針といっても、大人と同じように刺すことはしません。
刺す針が行えるようになるのは小学校高学年からです。それまでは撫でるだけでもしっかりと刺激を受け取ります。この撫でるも撫ですぎず、お子さんの肌の状態・メッセージをしっかりと確認しながら行う必要があります。
またお灸も大変有効ですが、当店では直接肌に据えることはしていません。
施術時間は1回でおおよそ5分です。まず3回ほどをコンスタントに受けていただいて様子を見ましょう。
今回は1回目終了して3日連続して大人しく寝ていたそうです。
2回目後も落ち着いてきたようで、大人しく寝る日が増えたと言います。
先日3回目の治療を行い、しばらく様子を見ていただくことにしました。
お子さんが静かに寝てくれないとどうしてもご両親もイライラしてしまったり、つい怒鳴ってしまうことがあります。
これはやはりよくありません。少しでもお子さんのストレスもご両親のストレスも軽減するお手伝いができればと思います。
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