埼玉・蓮田の鍼灸整体院のん‐温‐

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右首の痛み

40代の男性のお客さまです。

 

 

2日前に急に右の首が痛くなり、動かすと痛みを感じてしまうので頷く動作や振り返るといった動作に制限が出ています。

2日経ち、多少落ち着いているという事でしたが、調べてみたところ動きの制限はまだまだ見られました。

 

 

寝違えたような痛みの出方です。

「寝違え」という名前が付いていますが、要は筋肉の微細な損傷の事を指します。

冬場は寝違え、ギックリ腰、ギックリ背中、ギックリ首など、もともと凝りや冷えで筋肉が硬いところを外気も相まってさらに冷やし、痛めてしまい来店される方が増えます。

 

 

痛む瞬間は、動作が大きめでわかりやすいものもあれば、びっくりするくらい「え、これで?」と思うような小さな動き、一瞬の動きであっても筋肉の細胞は痛みます。

 

 

首の周囲の緊張状態を調べていくと、肩甲骨に近いところで特に硬い場所が見つかりそこを触りながら動かしていただいたところ、何もしない時よりも痛みが少なく可動域が広がります。

 

 

今回は針灸と整体での施術です。

まず針を使って首や肩甲骨周囲の緊張を解除していきます。

「首が痛い」と思っても、原因がそこだけでない場合は多く体のあちこちでみられます。

どうしてかというと、筋肉が大きいからです。関節を跨いで付着しています。

そして筋肉が痛んでしまうと、その筋肉の範囲に痛みを伝えてしまうので、今回のように「首が痛い」と思っても背中の方に原因を見つける場合などがあります。

もちろん首自体の調整も行います。

どちらかのみ、という事はないので周囲を含めて全体的に状態をチェックする事が必要です。

 

 

調整が終わった後は可動域が広がりました。

しかし最大まで動かそうとすると痛みを感じます。これは1日せずに痛み、違和感は減っていくでしょう。この時に重要なのは首や肩を冷やさない事です。

ですから家にいて、暖房をつけているなどしてもマフラーなど負担にならない程度に首に巻いておいてください、安静にしていてくださいとお伝えして終了しました。

 

 

日常の中にある「力」というものはとても不思議です。

物事と当てはまると些細な力で大きな影響を及ぼす事があります。

ぎっくりや寝違えに関しても全く関係ないとは言えないでしょう。

よくくしゃみひとつ。しゃがんだ動きひとつで痛くなるといいます。本当に些細な動きですが使う筋肉の疲労、冷えが負担を大きくしているのです。

 

 

まず周囲の緊張を解除し、体を休め温める。たまのメンテナンスを行う。

シンプルに継続する事が一番です。

 

 

体を温めるに関して、深部まで冷えてしまっている人は運動でどうにかなるものではありません。

針やお灸は力になりますが、手っ取り早いのは栄養です。

もしピンとこない、関心があるという方は遠慮なくご相談くださいね。

1日走っても痩せないのと同じです。

脂肪を燃焼させるには、体を温めるには。

正しい知識で時間もお金も無駄のないようにしましょう!

 

 

首、肩、背中の痛み、冷え、凝りは我慢せずに今すぐご相談ください。

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