40代の男性のお客さまです。
ここ最近疲れが溜まってくると左足のスネや足首周りに痛みを感じるといいます。
通勤に片道2時間で立ちっぱなしであることやデスク作業などで座りっぱなし、運動不足などが思い当たると教えていただきました。
確かに片道2時間ということは往復で4時間ですし、職場では逆に座りっぱなしで足を動かさない極端な状態です。
さらに伺うと過去に腰痛がありしばらくマッサージに通っていたことがありました。
調べてみると右に比べて左のスネの凝り、張りが強くなっていますし、太ももやふくらはぎも左に疲労が溜まっていることが分かります。
動かさなければ気にならないということでしたが、足首を曲げるように動かすと痛みます。
足首周りの痛みというのも、スネの凝りを解除すると解除されます。
というのは、足首はスネの筋肉から連なる腱がたくさん通過している場所であり、直前に足首を捻って捻挫した等がなければ、大元の問題は腱の先になる筋肉の硬さであると考えられます。
今回は針灸と整体での施術です。
緊張が強い場所やツボを使って針を行い緩めていきました。
どこもよく針のヒビきがすぐに感じられるほど硬くなっていたことが分かります。
後半は整体でリラックスも含めて調整を行いました。
スネの凝りというのは、多くの方がお持ちです。
”凝っている” ”痛みを感じる” などがない状態であっても、硬く緊張しています。
つま先を持ち上げる作用があるので、疲れが溜まっていく場所になってしまいます。
”凝っている” など症状を感じない間も筋肉は疲労しているので、この疲労が溜まりきると、「スネが痛い」「歩くと痛い」とういよいよ自覚するようになります。
急性的なものでない場合、体のどの部分であっても ”いきなり痛くなる” はまずありません。
痛みを感じるほどに硬く緊張している筋肉は、表面から一生懸命押すよりも、深い場所まで針でアプローチした方が早く済みます。
放っておくと逆に右に体重をかけるようになったり、足首をかばって歩き方のバランスが崩れるなど出てきてしまいますので、早めに調整してしまいましょう。
足の疲れ、硬さを感じているあなたは今すぐご相談ください。
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