80代の女性のお客さまです。
こんなお悩みを伺いました。
「寝ていて夜中に1回、多いと3回起きてしまう」
「一度起きると寝つきにくい」
「朝の目覚める時間が早い」という内容です。
どうしても寝つきが悪い時は薬を半分にして使用していますが、出来るだけ使わずにいたいと教えてくださいました。
針灸には「失眠」というツボがあります。
こちらにお灸をします。
すると神経を落ち着かせ眠気を誘うと言われています。
1週間の経過では5日目から夜中に起きることがなくなり、朝起きる時間帯も5時台から徐々に伸びて6時台になり、ご希望の時間になっています。
ちなみに以前も今も目覚ましは使っていません。
なによりご本人の「ぐっすり眠れている」感覚がしっかりとあって、眠につく時が楽しみだとおも教えてくださいました。とても嬉しそうにご自身でつけた毎日のメモを見せてくださいました。
明け方にお手洗いに起きても、以前は一度起きるとテレビやラジオをつけていた事が最近は布団に入るとすぐに寝てしまうとのこと。
この間は毎日お灸をしていません。
今後も経過を見ながらお灸を据えていきながら睡眠のお手伝いをしていこうとカウンセリングしました。
心のストレスや仕事での緊張がオフにならずなかなか寝付けない場合
年齢が上がってくると睡眠に関係するホルモンのバランスが崩れる事で寝付けない場合など
さまざまな原因があります。
心のストレスや
仕事での緊張などは
通常の針灸も合わせるとより効果的です。
お薬はとても便利ですが
すぐに使う癖をつけてしまうのは、間違った使い方だと考えます。
もちろん「痛み」を感じている時は辛いものです。
ですから根本的に痛みを出にくい体にする、痛みの原因を抱えたままにしない体にすることが重要です。
いつも ”まぎらわせている” ”ごまかしている” のでは、永遠に解放されないことと同じです。
そしてお薬は「慣れ」てしまいます。
慣れると、さらに量を増やさなくては効かなくなります。
少量であっても、基本的には体の機能を抑制させるものなので、「体を活性化させること」は永遠にありません。
若いうちから使い慣れている、使い込んでいると後でツケが回ってきてしまいます。
「不眠」はもちろん、他の症状でも、お悩みであっても、今よりも体を”元気”にしたいと思っているあなたは今すぐご相談ください。
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