20代の女性のお客さまです。
数ヶ月単位で右足首の周りに痛みを感じていましたが最近は特に気になり始め、周りからもビッコ引いて歩いていると言われています。
痛くなるのは仕事の終盤や立ちっ放しでしばらく経過するタイミングです。
特にぶつけた事やしびれを感じる事もないという事で、筋肉の問題であると考えられます。
筋肉が硬く凝り固まると、柔軟に伸び縮みできません。
すると固まってしまった大きい筋肉よりも、筋肉からスジ(腱)に移行して骨に付着している部分の方が小さく、力がかかりやすいので痛みを感じる事があります。
手首の腱鞘炎も同じメカニズムです。
ですのでつい関節を痛めたんじゃないか、スジ(腱)をどうにかしたのではないかと思い浮かべてしまいますが、原因は大元の筋肉にある、ということが少なくありません。
これはカウンセリング時に痛みの出方や感じ方、原因や検査を交えて予測していきます。
治療師はお医者さんではないので診断はできません。しかししっかりと検査やカウンセリングを行うことで状態を把握することができます。
しらべてみるとふくらはぎがガチガチに凝り固まっていました。左と比べても全く違います。
この凝り固まっている状態を解除すると柔軟性が出るので、疲れが溜まり始める仕事の終盤や立ちっ放しでストレスがかかり続けてもある程度逃がすことができるようになると考えます。
原因はふくらはぎの凝りと考えられますが、どうして原因ができてしまったか。これも考えることが重要です。
膝や足首の痛みを感じる場合、中には体重が肥満気味である方もいらっしゃいます。
これは関節に負担がかかり、特に細く周囲に筋肉の少ない膝や足首が傷みやすいのです。
治療で筋肉の柔軟性を出し、痛みを解消していくことはできますが、これまでの食生活、日常動作、自分自身の体格などをしっかりと把握し、変化させていかないとまた痛むことになります。
今回は右足首ですが、これも体の使い方や癖があって右足なのです。
左右同じように疲労を蓄積できる人はまずいないでしょう。
だからと言って左ばかり使うという考えは短絡的ですが、生活習慣の全体を思い出して少しずつ変化させるよう工夫することをオススメします。
さて施術はリフレクソロジーと針です。
まずしっかりと足湯で温めて、オイルを使った膝から下のマッサージ、その後に針を使って凝りを見つけて調整していきます。
足の疲れ、痛みなどの状態によりますが、疲労の蓄積にはリフレクソロジーが足に特化しているのでお勧めです。
その疲れが強い、経過が長い場合にはプラスで針代をいただき、深部までしっかりとアプローチさせることで状態を解消させる近道になります。
施術が終わった後は筋肉の柔らかさや足の軽さを感じていただけました。
だいぶ変化を感じましたが、深い凝りがいくつか点在しているので、3回程は集中して受けてしまわれることをオススメします。
自宅でできるケア方法もお伝えしたので是非合わせて行ってみてください。
足の疲れ、むくみ、痛みやふくらはぎのだるさなどは本当にリフレクソロジーがおすすめです。
冷え性にも効果的です。寒くなる季節、足元が疲れている冷えているとしっかりと休めません。
少しでも気になったら遠慮なくご相談ください。
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