４０代の女性のお客さまです。

 

 

もともと強い肩こりをお持ちです。

肩こり自体はたまに重だるくなったり、気にならなくなったりと状況によって症状を感じます。

たまにマッサージに行って揉んでもらっていた程度です。

 

 

今回は少々の凝り感と、動かしづらさを感じてお越しくださいました。

ここ１週間ほどが特に強く感じているといいます。

 

確かに動きを確認しても、振り向ける角度の違いや動きのスムーズさなどが左右違っているのが分かりました。

シビレなどはなく、痛いような凝り感のようなものも感じています。

 

 

今回は針灸と整体での施術です。

 

 

よくお話を伺っていると、小さいお子さんがいらっしゃり、左腕でよく抱っこをするとのこと。

片腕が多いと教えてくださいました。

そうなると、利き腕などのクセとは関係なく急激に疲労することが分かります。

仕事でも事務作業があるということですので、腕や肩、首の疲労がとても溜まりやすい環境と言えます。

 

 

治療は首、肩、腕、背中までゆるめるように施術を行いました。

振り向きづらいという動きに関して、関連してくるのが背中や首筋の筋肉です。

こちらの筋肉が収縮することでうつむく、振り返ることができます。

ですので使う筋肉が固ければ動きにくくなります。

背中や首筋の筋肉がやはり右と比べて、左が断然硬く緊張していました。

針ができてよかったと感じます。

 

 

凝りや緊張が長すぎると表面から押すだけでは刺激が届かなくなってしまいます。

ですので針を使って実際に深い筋肉にアプローチし、その後に整体で周囲の筋肉を含めてリラックスしていただけるよう調整できることが、数ヶ月や数年経過している患部へのベストな調整法だとのんでは考えています。

 

 

緊張したり、凝り固まっている筋肉は秋冬などの温度が下がる季節は、何もしなくても冷えて凝りや緊張が強まってしまいます。

普段からストールを巻くなどして保温するようにしましょう。

ちなみに、夏であっても冷房が直撃したり、座りっぱなしで冷房が効いた部屋などにいればあっという間に体が冷えます。

自分の体の状態を振り返るクセを付けるといいですね。

 

 

まずは、のんへお越しいただき治療師と一緒に今の自分の体の状態を確認していきましょう。

 

 

負担をかけずにしっかりと組織に刺激を伝えてリラックスしながら、一緒に改善していきましょう。

 

 

 

痛みだけでなく、体が硬く感じる、重くだるく感じるなどでも遠慮なくご相談ください。

 

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