20代の女性のお客さまです。
最近数時間立ちっぱなしでいるとふくらはぎに少し痛みを感じます。
むくみや疲労感は以前からあり、痛みのような感覚も出てきたといいます。
立ちっぱなしでも座りっぱなしでも、ほとんど動きがない場合、筋肉はストレスを感じます。
筋肉は伸び縮みすることが仕事ですので、伸びっぱなしやちょこっと動いたようでは本体の働きができず、伸びるか縮むかの一方に偏ってしまうのです。
初めは表面的な筋肉から緊張し始め、我慢したり放っておくと徐々に深い筋肉まで緊張が始まります。
さらに進むと、周囲の筋肉に緊張を伝えていくのです。
そうして範囲が広くなります。
ほとんどの人が、自覚の有る無しはありますが疲労を溜め込んでいるのが一箇所ではありません。
一つの場所が疲れ、他にも疲れた場所を作ってしまうとあっという間に全体的な疲労を感じたり、こっちもあっちも痛い、凝っていると気づくようになります。
足に関しては日常生活の中でほとんどを体の一番したにある状態です。
寝ていれば横になりますが、今度は筋肉を動かさないので老廃物や余分な水分が自動で流れてくれるわけではありません。
今回は整体と針灸での施術です。
足の疲れ、むくみに関してはリフレクソロジーもオススメです。
さて、針を使って足の凝りにアプローチし、整体でリラックスしていただけるよう調整を行いました。
凝りが点在している状況で、施術を通してご本人も「こんなに硬かったんだ」と驚いていました。
治療師に調整してもらうメリットはここが一つです。
何となく自覚していてもそれがどれほどか、本当の原因はどこなのかを自分だけで把握するのは大変です。
そんな時に一緒に調べて状態を見れば「どこが」「どれだけ疲れている」かを把握することができます。
把握したからといって必定以上にケアしてください。というわけではありません。
まず知るだけでいいんです。
もちろん、自宅ケアを案内したり、続けてくださいとお伝えしますが、それもまずちゃんと状態を分かっていないと「こうかな?」「このへんかな?」よりも、「ここが、こうなっている」とはっきりしてケアするのでは効果も違ってきます。
今回施術が終わって「足が軽い」と少し驚いていらっしゃいました。
針や整体は ”施術直後” に効果を実感する場合と、 ”施術後1、2日経過” して実感する場合があります。
すぐに変化を感じたからといってすぐにメンテナンスを止めてしまうのはとても勿体ないことですので、まずは6回程度を目安にされると良いでしょう。
足の疲れはリフレクソロジーも針、整体も大変有効です。
放っておくと痛みを感じる場合もあります。
たまのメンテナンスでぜひ労ってあげてくださいね。
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