30代の男性のお客さまです。
デスクワークでパソコンを見る時間が長い状況です。
気が着くと前かがみになっていて、肩甲骨のキワにピリピリとした痛みを感じます。
これまでほとんど体のメンテナンスをしてきませんでしたが、徐々に痛みを感じて針灸が良さそうだとお越しくださいました。
肩甲骨のキワ(内側)のコリやコリから起こる痛みはデスクワークやパソコン作業の方に多くみられます。
これは腕を前に出して作業することで肩甲骨が左右に開き固定されます。
するとずっと伸ばされている状態になるのでストレスになります。
作業が長引けば長引くほどストレスがかかる時間が長くなるので、疲労がたまります。
初めのうちは疲労が溜まるだけですが、同じ姿勢が長時間続くとだんだん同じ姿勢で固まり始め(凝った状態になる)元に戻りづらくなるのです。
違和感や痛みが紛れなくなり、治療しないとと気づくのが戻りづらくなってからですので、最初にちょっと疲れが溜まっているなと感じた時から早めにケアしてしまうことをお勧めします。
今回肩甲骨のキワということでしたが調べてみると腰まで硬く緊張している状態です。
デスクワークやパソコン作業が長いということは座っている時間も長いということです。
肩甲骨のキワにある筋肉は腰まで伸びています。
実際は細かい筋肉ですが特につながりが強く、連動しているため緊張が伝わりやすいのです。
こういった関係性のある筋肉やツボなどを使って緩めていきます。
前半は針灸、後半は整体で体の調整を行いました。
緊張やコリが強い場合、1度で0にすることはなかなか難しいのですが段階的に柔軟性を取り戻して体のケアをしていくと体はしっかりと応えてくれます。
針は血流の改善や、免疫力向上の他に筋肉の柔軟性をあげることに有効性が高く、深い筋肉にしっかりと刺激を届けることができますので、症状が数ヶ月、数年など長く経過している。慢性的に感じるという場合には一度体験されることをお勧めします。
ご予約・問い合わせ 070-6564-1467 (9:00-20:00)