60代の男性のお客さまです。
ゴルフをしていて右膝の内側に違和感を感じ始め、徐々に痛くなりました。
調べてみると内股の筋肉(内転筋)が硬くなっています。
特に右側ですね。
これは日常的な体の使い方もありますし、ゴルフのフォームなども関係してきます。
ゴルフだけでなくスポーツは体をバランス良く使うことはほとんどありません。
ですから左右差が出やすいのです。加えて日常生活でもバランスよく体を使うかというと、そうでもないと思います。
こういったアンバランスさが積み重なり、右だけ、左だけといいった症状になってしまいます。
今回は右膝の内側ですが、特に膝関節に近い部分に痛みを感じます。
というのは、筋肉はスジ(腱)となって骨に付着しています。
どんなものでもそうですが、接着部分というのは他の場所にくらべてどうしても弱くなってしまいます。
筋肉も疲労して硬くなるので柔軟性がでません。ということは付着部にストレスが強くなります。体を使うたびにギュウギュウ引っ張られてしまいます。
すると骨の周囲に熱がこもり炎症が起こります。こうなるとさらに痛みを感じてしまうというサイクルになってしまうのです。
膝の周囲の痛みは”膝関節になにか問題が”と思ってしまいがちですが、多くは周囲の筋肉の緊張などを解いていくと膝の痛みや硬さなどの症状が変わってきます。
ですからヒアルロン注射や電気を当てたりする前に一度針灸や整体マッサージで治療を受けてみることをお勧めします。
外から入れたものは所詮異物なので吸収率は高くありませんし、痛みで緊張すれば細胞組織の負担が増えます。
また電気を当てても表面的であるとあまり効果がありません。
痛みや緊張を感じている場合は深い筋肉まで緊張してしまっているからです。
さて今回は針灸と整体での施術です。
痛みを感じる内転筋には針が大変有効ですので、しっかりと刺激を入れながらもリラックスしていただけるよう整体を行いました。
体は日常的にどうしても使ってしまいます。
なにをするにも歩きますし、立ったり座ったりもしてしまうので、できるだけ安静は重要です。
できるだけ安静にしながらコンスタントに治療をしてしまうことで、痛みを長引かせずにすみます。
1度だけの治療が一番もったいないので、治療後の経過や状態を見ながら整えていくと良いでしょう(^^)
膝の痛みで注射をしているが、一時しか効果がない
注射も痛いのでやりたくない
電気治療だけしているが変化が分からない
手術と言われたがやりたくない
そんな時には一度ご相談ください!
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