右足の甲が痛む60代女性のお客さまです。
症状:右足の甲の痛み
歩いていると痛み、うまく歩けないという状態です。
以前から足の疲れが気になっていて、整形外科などに行き土踏まずが無いからとインソールを作ってもらったり湿布をもらったりしていました。
今回は気付いたら足の甲が痛くなっており、だんだんと痛みでビッコ引いて歩くようになってしまいご相談くださいました。
原因を伺いましたが、転んだりぶつけたりはしていません。
痛みを感じる右足の甲を調べます。
すると甲の真ん中がポッコリと膨らんでおり、触ってみるとブヨブヨとコリコリとした感覚があります。軽く触った程度では痛みはありません。
病院に行っている時からそんな状態だと言います。お医者さんには骨が変形しているから、と言われたそうです。
ご本人も骨が変形しているのではないかと思っています。
座っていれば痛みは感じず、足を着いて地面を蹴るように力を入れる
または「パー」のように力を入れると、甲の膨らんでいる場所が痛みます。
「グー」を作るように力を入れても痛みはほとんど感じません。
これは筋肉のトラブルが考えられます。なぜかというと、足を動かす=筋肉を使うと痛むからです。
足指をパーのように開こうと力を入れると痛むので、甲の筋肉が硬くなっているためスムーズに動かない状態であると疑います。
さらに右足の甲の筋肉をたどり、スネを調べてみると圧痛があります。
硬く緊張していることも分かりました。
ここでスネを圧迫したまま動かしてもらうと、膨らんでいる部分の痛みが少なく動かせます。
今回は針灸と整体での施術で、スネの筋肉の柔軟性を出すよう施術を行いました。
硬結やツボを使い緩めていくと、10分ほどで「パー」のように最初の動きをしても痛みを感じなくなりました。
とても驚いていらっしゃいましたが、痛みもほとんどなく動かせるとのことです。
今度は立って歩いていただきました。
すると歩けます。ビッコは引いていません。
いらっしゃった時と比べてまったく痛みがなくなりました。
最後に足のツボを使い、整体マッサージを組み込みました。
治療が終わって足の甲を見てみると、ポッコリと膨らんでいたところがスッキリしています。
再び驚いていらっしゃいました。
「あまりにも痛くて歩けないから病院かしらと思っていたんです。でも先に来て良かった」
「針はちょっと緊張しましたが、痛くなくてしっかり効いている感じでした」
そんな風に教えてくださいました。
甲にあったポッコリした隆起は骨ではなく、身体の水分や老廃物ではないかと考えられます。
疲労やストレスを感じていると身体の反応として現れます。首の後ろにもよく見掛けます。
筋肉の柔軟性を出し、循環を改善するよう施術を行いました。
説明している間も歩き回って感触を確かめていらっしゃいました。
ここで注意ですが、「動ける」「痛くない」と沢山同じ動作をしてみたり、すぐに沢山の運動をすることはNGです。様子をみながら徐々に慣らしていきましょう。
今回の痛みはすぐに解除できましたが、”土踏まずがない”や、これまでと同じ行動・習慣で過ごしていると再び同じように痛みがでる可能性があります。
土踏まずがないということは足が疲れやすいということです。
疲労を溜めないことや、少しずつのトレーニングなどをアドバイスさせていただきました。
足の疲れを放っておくと痛みやしびれなど症状が強くなってしまいます。
その前に気持ち良く調整してしまいましょう。
足の疲れ、重さ、冷えなど少しでも気になっているあなたは今すぐご相談ください。
ーーご予約・問い合わせーーーーー
070-6564-1467 (電話受付9:00-19:00)
施術中ですと、電話がつながり辛い場合があります。
ぜひ24時間受付のライン(@pdr4494x)もご利用くださいませ。お知らせやメニュー表示などあります。登録しておくと便利です。