60代の男性のお客さまです。
大工仕事をされていて、終わってから右膝の裏や内側が痛いことに気がつきました。
転んだりぶつけたわけではなく、気が付いたら痛くなっておりそのうち治るだろうと湿布をして様子を見ていました。
痛み出した初期に比べると幾分落ち着いていますが、なかなか良くなりません。
痺れなどはありませんが、可動域の減少が見られます。
また足の緊張具合も左右で違っており、今回痛めた右側の方が強くなっていました。
これは痛めてから約3週間、痛みを回避するための姿勢をとったり痛みを堪えるために力が入ってしまっている可能性もあります。
今回の右膝の件では整形外科に行っていませんが約1年前に行った際は、骨が変形しているとか神経を圧迫しているなどはなく、骨は問題ないと言われたとのことです。
1年前なので変化している可能性はありますが、今回の施術で一度様子を見ていただき全く変わらない場合には病院に一度行かれてみてください。とご案内しました。
今回は針灸と整体での施術です(^^)
右の膝周りの調整をメインに行います。体のメンテナンスはほとんどしてこなかったということで、疲れもたまっているように見受けられます。その証拠に膝の裏に大きなコリがありました。
コリができてしまうと、筋肉が柔軟に収縮することができなくなります。大きければ大きいほど、数が多いほど、筋肉がスムーズでなくなってしまいますので体が硬くなったり、筋肉が腱となって付着する部分(関節の周り)に痛みが出てしまいます。
針を良くヒビかせながら整体も加えて調整です。
終わってから「動かすのが楽な気がする」とおっしゃっていました。
針治療は翌日や翌々日にさらに軽くなる事が多いのでそちらも楽しみにしていてくださいとお伝えして終了です。
体は日々変化しています。成長期を過ぎれば緩やかに衰えていきます。
それがどのタイミングで出てくるのかは人それぞれですが ”ずっと同じ” は地球上のどの物質にもありません。
またお手入れされていない場合は”急に痛く”感じるなど出やすいようです。
体の疲れが限界になった時に痛みとして急に症状が出てきます。
ですのでたまにであっても、自分の体の状態を知る事はとても大切です。もしバランスを欠いていればその場で調整できますしね(^^)
現在、外界(気候)は激しく変化しています。その分体にかかる負担も大きなものです。
将来に向けて、あるいは今の痛みに悩まないためにも、メンテナンスは本当に推奨します。
何処に行っていいのか分からない時も一度のんにご相談くださいね。
ご予約・問い合わせ 070-6564-1467 (9:00-20:00)