30代の女性のお客さまです。
最近は夏日の日も多くなってきましたが、その快晴の日に3時間位屋外に立ちっぱなしでお仕事をされました。その後、屋内に移動した時にめまいや吐き気を感じ、その後から首や肩が辛く感じると教えていただきました。
まず、吐き気やめまい・頭痛は”自律神経のバランス”が崩れた時に感じやすいものです。
内臓の活性化やリラックス、内耳の調整といった意識していない体の調整は自律神経が担当しています。この自律神経が集中しているのが首周りなんです。首は体の中でも細く、筋肉も少ない場所です。この中を神経が通っていますが、他の場所(腰や背中など)より不安定である事は一目瞭然です。
さて、外にいた事と、首や自律神経がどう関係するのかというと、長時間天気の良い日に外にいた場合、まず目が疲れます。これは太陽光やアスファルトに反射した光などで眩しいためです。
そして気温です。帽子などを被っていたとしても木の影や日陰に小まめに入っていないので、頭に熱がこもります。本来「頭寒足熱」と言うくらいですから頭は高温から守らなくてはいけない場所です。
そうなると、ストレスを感じるために首は緊張して耐えます。さらに頭を冷やしたり調整するため、また目の疲れのために自律神経(交感神経・副交感神経)はたくさん仕事をしますしストレスも加わります。
先ほど書いたように、緊張してももともと筋肉が少なかったり構造が弱いところですからすぐに疲れてしまいます。
そうして数時間、耐えてから日陰に入ったり休憩したりすると緊張が解けますのでバランスを調整中の体は、”暑い””眩しい”などのストレスから解放された時に”吐き気”や”めまい”などを感じるのです。
この緊張・ストレスの程度が自分で回復できる位であるならば良いのですが、数時間緊張していた場合は自分で解除できない場合があります。
今回は整体での施術です!
首がパンパンに張っていました。これを放っておくと硬く緊張してしまいますし、吐き気などを感じやすくなる事があります。
長時間直射日光や、高温になる場所(室内も含みます)にいると、頭が重くなったり喉が乾きやすくなりますので我慢せずに休憩して体調を整えましょう。
水分補給やアイスノンなどで頭を冷やすのはとても効果的です。
これからの時期は特に注意したいですね。
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