背中の疲れを感じる40代女性のお客さまです。
症状:背中や肩の疲労感
きっかけは、家の掃除を張り切って行っていた途中から背中や肩に疲れを感じはじめたということです。
もともと肩こりをお持ちで、今回は肩甲骨のキワや背骨に近いところが痛いような疲れているような感覚があると教えてくださいました。
左右どちらも同じくらいに違和感を感じます。
肩こりを持っていらっしゃったので、掃除の動作が加わり関連する部位に疲れが出たのだと考えられます。
後半に感じていらっしゃるのは疲労が蓄積しているからです。
怪我やしびれといった症状はありませんので筋肉が原因と見立てます。
肩こりに関しては慢性的で慣れてしまっているともおっしゃっています。
調べてみると強い緊張がみられ、首すじや背中まで波及している状態です。
普段は「肩がこっている」と思っている程度の自覚でも、そのままいつも以上に体を動かしたり、何かに没頭してしまった時、あっという間に体が疲労を覚えてしまいます。
また「肩がこっている」とご本人に自覚がある時点で身体のメッセージですから、「まだ大丈夫かな」という程度でもしっかりと調整する必要があります。
今回症状が気になっていらっしゃる部位は背中の、肩甲骨の間です。
この部位はデスクワークなど、胸の前で作業する時間が長い人に特に見られます。
机で書き物をしたり、パソコンを操作すると肩甲骨が横にスライドします。左右に開くのです。
すると肩甲骨の間にある筋肉は引き伸ばされます。
デスクワークが長いほど伸ばされっぱなしになってしまうのです。こう聞くと仕事が悪いように聞こえてしまうかもしれませんが、日常生活でも見直さなくてはなりません。
家に帰ってきてパソコンに付きっきり、勉強、ゲームなど様々な場面の姿勢を振り返りたいのです。
筋肉は伸縮するものです。特に縮こまることが得意ですので、伸ばされっぱなしは大きなストレスになります。
しかし実際に引き伸ばされているので、耐えなくてはなりません。
耐えるということは力が入り硬くなります。(転びそう、叩かれそうといった時にグッと力むのと同じです)
この力をいれて耐えている時間が長いほど体は適応しなくてはなりませんので「この状態が普通なんだ」と思い込みます。こうなってしまうと自分で解除することは難しいでしょう。なぜなら力んでいる状態を普通と勘違いしているからです。
このような筋肉の状態に、普段と違う動作(今回は掃除ですね)を追加されると、体は付いていくことができません。
痛みを発し、疲労が溜まっている・休息して修復したいとメッセージを発するのです。
お話を伺っていると
普段なかなか出来ない掃除を張り切ってしまうと、いつも以上に細かいところまで手を伸ばしたり、いつも以上に色んなところを掃除しまう。と教えてくださいました。
僕もスイッチが入ると細かくなるタイプなので気持ち分かります・・・。
今回痛み疲労を感じて数日でお越しくださっているので早めに調整する事ができました。
無理に我慢したりごまかしてしまうと時間がかかってしまいます。
普段スポーツや運動をしていないと体を使った時に疲れを感じやすかったり、少し間違えてしまうと”こんな事で??”というような加減で痛めてしまう事もあります。
ですから定期的なメンテナンスや疲労を溜めすぎない事が大切なのです。
今回は整体での施術です。
気になる箇所は背中ですが、これまで感じていた肩こり、ストレスが広がっている首などの状態も確認し、広く調整を行いリラックスしていただきました。
背中や肩がリラックスするには他の場所も緩めなくてはいけません。ですから患部を触るだけでは不十分です。
最後にストレッチを組み込み終了です。
身体のメンテナンスをするタイミングとしては「痛くなりそうだな」「何か違和感を感じるな」「疲れたな」と思った時です。
我慢してしまうと、痛みが長引いていつまでも症状に悩んだり、症状が強くなってしまい解除に時間がかかるなど、良い事はありません。
「このくらいで行ってもいいの?」と思った時には電話やLINEで聞いてしまいましょう。
しっかりお答えします!
背中の痛みや張りは強いと呼吸が浅くなりリラックスできません。
「背中が重いな」「肩甲骨の間が痛いな」など、
身体の違和感を感じたらすぐにご相談ください。
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