40代の女性のお客さまです。
以前から肩甲骨のコリを感じてメンテナンスされてきましたが、最近は仕事が忙しく当店で調整しても翌日には体を使い込んでしまうという状態でした。
1日前の夜に肩甲骨の痛みで夜中に目が覚め、救急車を呼んでしまいたいくらいだったと言います。
痛み止めのお薬もあまり効いているようには思えず、かといってお薬は胃が荒れたりするので飲みたくはないとすぐに連絡くださいました。
お話を伺っていると休む暇もないほどで、一番のお悩みは肩甲骨ですが、全身疲労が強く感じられます。
検査をしてみると肩関節の可動域制限があります。夜間痛もあるので炎症は間違いなく起こっているでしょう。
使いすぎと休息がないので体が悲鳴を上げてしまっている状態です。
また微熱も出たり治ったりするという事で、まず痛みを取り体がリラックスできるようにしなければなりません。
今回は整体のみの施術です。
押すと痛いと感じる場所があり、患部や周囲をしっかりと緩めます。
加減ですが、痛いと感じてしまうと体が緊張して逆に筋肉を傷めてしまう事がありますが、今回は傷めない程度に少しだけ強めの加減で調整しました。
肩甲骨も張り付いてしまい剥がせない状態でしたので、もう2、3回はしっかりと肩周りを緩め、肩甲骨の遊びを出すように施術した方がよいでしょう。
治療中からできなかった姿勢が出来るようになり、押されている感覚も変わってきました。
今回は整体のみでしたが、最後に置き針を2つほど貼って終了です。
また辛い姿勢・日常で長い姿勢をリセットするための柔軟法を、これだけはやってください。とお伝えしました。
痛みが強くなってしまったり、なかなか変わらないと少々混乱してしまい、できるケアも出来なくなってしまいます。そうなるとズルズルと長引き体に余計な負担がかかってしまうので、我慢や様子を見る事はほどほどで、治療師に相談する事が大切です。
こんな症状は行っていいのかな?などわからない場合はいつでもお問い合わせくださいませ。
ご予約・問い合わせ 070-6564-1467 (9:00-20:00)