鼻が詰まって仕方ない・・・
目がかゆい・・・
咳が出る・喉がイガイガする・・・
薬は飲みたくない・眠くなる・・・など辛い花粉症。
まずメカニズムから見ていきましょう。
人の体はすごい機能がたくさんあります。
その一つに、外からのウイルスや細菌を防ぐ機能があります。抗体という体を守るタンパク質があり、この抗体が花粉に反応して体の外に出そうとするのが花粉症です。
さて
花粉に反応し症状が現れる人もいれば、反応しない人もいます。
何が違うのでしょうか。
これまでに花粉を吸い込んで(取り込んで)きた量とも言われますが、僕の周りで花粉症が多いのは同年代かそれより下の方々で、祖父母は花粉症なんて全く知りません。両親の代になるとちらほらいらっしゃいますが、それでも多いと感じるのは年下の方々です。
今になって当たり前のようにある「花粉症」という言葉。しかし昔から花粉は飛んでいます。なのに今ほど騒がれていなかったのではないでしょうか。
今と昔の違いとして
大気汚染
食生活の変化
アスファルトが増え花粉が土に吸収されなくなった。
過剰の抗菌志向。 などが挙げられます。
外の環境の変化もありますが、食生活の変化・抗菌志向など”体の中”の環境も影響していると言えます。詳しくいうと「腸内環境」です。
先ほどお伝えした”体を守る免疫細胞”の約70%が腸に棲んでいます。
ところが、近年日本人の腸内環境は悪化しているという報告があるんです。
便秘や下痢、疲れやすい、風邪をひきやすいなどなど。。。
バランスの崩れた”腸内環境”では免疫細胞も正常に働くことが出来ず、過剰に反応してしまいます。
その結果アレルギーや花粉症が起こってしまうんです。
あなたはいかがですか?
お腹は元気です!と自信を持って言えますか?
毎日しっかりと排便出来ていますか?
僕の周りでは花粉症と花粉症の薬で悩んでいる方が沢山います。
共通しているのが”お腹が健康とは言い難い”方々です。
ヨーグルトで花粉症が治ったというお話も聞いたことがあります。
一例かもしれませんが、腸内環境の大切さがわかります(花粉症に限らず、基本として内臓の健康は超重要です!)
薬や針灸ではどうしても対処療法になってしまいます。
普段から摂るものも意識して変えたいですね。
のんでは針灸と中から取れるもの、どちらもご用意していますので、いつでもご相談くださいませ。