2ヶ月前から精索捻転症でお悩みの男性のお客さまです。
30代です。
今回少し久しぶりに来店されました。
話を伺うと初回の施術の後に痛みがかなり軽減し、症状が出た頃を10とすると、現在は3か2ほどです。
服が擦れただけで痛い・体を動かした衝撃でも痛みがあったとおっしゃっていましたが、今ではほとんど気にならないそうです。
階段の上り下りも辛かったという事ですが、こちらもだいぶ落ち着きました。
今回も針と整体で施術です!
前回反応があった経絡・ツボもすっかり落ち着いていて、腰の張りもだいぶ良くなっています。
施術の感触がまったく違う事に驚いていらっしゃいました。
精索捻転症とは?
腹部と精巣をつなぐ、精索と呼ばれる紐状の部分が捩れてしまう症状です。
血管が走っていますので、重症になると栄養や酸素が行き渡らなくなりますので、手術が必要になってしまいます。最悪失ってしまうんです。
ごく稀に両方に起こりますが、通常の多くは片方に症状が出ます。
原因は先天的に素因を持って生まれてくる事や、鼠径部の損傷・成長に伴った場合にも見られます。先天的というのは組織が弱い場合があるという持って生まれた性質です。
検査には尿検査、超音波検査、画像診断などが用いられます。
治療は基本的に手術です。こうなってしまうと針灸の対応は出来なくなってしまいますが、程度により”様子を見る”場合があります。
この時、通常なにもする事ができません。そこで針灸と整体マッサージの出番です!
この精索捻転症の場合、捩れている方の足に著明な反応が現れます。
また腰も張っている、重だるい等を感じている場合が多いので、合わせて施術します。
精索捻転症で、経過観察と言われた場合は一度ご相談ください。
経絡・ツボを使える針灸師だからできる施術があります。